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アート×ミックス2017

アート×ミックス2017


晴れたら市原、行こう!

2017年4月8日(土)から5月14日(日)までの37日間、「いちはらアート×ミックス2017」を開催します。

【開催概要】
名称:いちはらアート×ミックス2017
会期:2017年4月8日(土)から5月14日(日)までの37日間
時間:10時~17時
会場:千葉県市原市南部地域[小湊鉄道上総牛久駅から養老渓谷駅一帯]
IAAES[旧里見小学校]、月出工舎[旧月出小学校]、内田未来楽校[旧内田小学校]、市原湖畔美術館、森ラジオ ステーション、いちはらクオードの森、旧白鳥小学校、白鳥公民館、アートハウスあそうばらの谷 他
主催:いちはらアート× ミックス実行委員会[会長 小出譲治(市原市長)]

市原は、東京や横浜などの首都圏から程近い千葉県のほぼ中央に位置する人口28万人の市です。

昭和32年から始まった臨海部への企業進出により、かつての農村漁村は工業地区に変わり、北部地域では、首都圏で働く人々のベットタウンとして人口急増が進んだ一方、里山や緑豊かな自然が残る南部地域では、過疎高齢化が急速に進んでいます。このような日本の縮図ともいえる発展をしてきた市原では、首都圏の都市が同様に抱えている多くの問題が顕在化しています。

「いちはらアート×ミックス」は、美術が持つ地域資源を顕在化する働き、多様な層の人々の協働を促す力を活かしながら、市南部地域を活性化させるために2014年にスタートしました。
そして、2017年春、地域の活力を維持・発展させることで、南部から市全体への活性化に繋げ、地域振興へと波及させていくことを目指して、第2回となる「いちはらアート×ミックス2017」を開催します。

It's a fine day! Why don't you visit Ichihara?

Ichihara Art x Mix 2017 is open from April 8 to May 14.
This art festival is based on the following four key points: Utilization of former elementary schools; Revitalization of local transportation networks; Rediscovery of local resources including food and natural environment; and open participation of diverse people in multiple events.

Exhibition Outline

Title:
Ichihara Art x Mix 2017
Period:
Saturday, April 8 to Sunday, May 14 (37 days without breaks)
Area:
Southern part of Ichihara City, Chiba Prefecture (From Kazusaushiku station to Yoro Keikoku station on the Kominato Line)

Sponsors:
Chiba Prefecture, Chiba City, Kisarazu City, Mobara City, Katsuura City, Kimitsu City, Yotukaido City, Sodegaura City, Isumi City, Ichinomiya Town, Mutsuzawa Town, Nagara Town, Chonan Town, Otaki Town, and Onjuku Town.

Host:
Ichihara Art x Mix Executive Committee, Chaired by Joji Koide (Mayor of Ichihara City)

Cooperation by Kominato Railway Co.

Artists

   Carsten Nicolai
   Maki Kijima
   Ryo Toyofuku
   Satoshi Kako
   KOSUGE1-16
   Ryota Kuwakubo
   Acconci Studio
   Takahito Kimura
   Hiromu Kurita
   Yoshiaki Kaihatsu
   World Dirt Association
   Atsushi Ozawa
   Kazushi Yoshida
   Bunpei Kado
   Yasuko Watanabe
   Leonid Tishkov
   Michiyoshi Isozaki
   Emi Nakata
   Fumiharu Sato & Hiroko Haraguchi
   Sousuke Fujimoto
   Satoshi Iwama
   Hiromi Oka
   Anri Okada
   Yosei Shiotsuki
   Atsuo Suzumura
   Toru Chohashi
   HOO Landscape and Food works
   Butoh Art Company TondeKarashizuka
   niwa-coya
   CLIP
   Carlos Garaicoa
   Seiya Nakai
   Hiraku Suzuki

Description:
Ichihara City is located in the central part of the Boso Peninsula. The old farm and fishing villages were turned into industrial areas as companies started advancing into the coastal areas in 1957. The north part of the city saw a rapid increase of the population as it has become a commuter town for those who work in Tokyo. However, in the southern part, where rich green and mountainous environment is preserved, the population is declining and rapidly aging. Ichihara Art x Mix started in 2014 with the goal to solve problems of the area one by one through the power of art, which can help us rediscover the value of resources in local areas. These activities occur in collaboration with people from many walks of life in and around highland communities in the southern part of the city, however the influence of the festival extends throughout the whole city.

廃校の活用

2013 年春、南市原では4 つの小学校が閉校しました。「いちはらアート× ミックス」では、この学校を活用したアートプロジェクトを実施することにより、新たな地域のプラットホームを創出し、文化的活動を通じたまちづくりを始めます。

Utilization of abolished schools

Four elementary schools were closed in Minami Ichihara in the spring of 2013. We are conducting art projects at these schools in order to create new regional platforms and rebuild communities through cultural activities.

小湊鐵道・乗物の活用

市原市を南北に走る「小湊鐵道」。「いちはらアート× ミックス」では、多くの人に愛されているこの小湊鐵道の駅舎や車両を最大限に活用します。他にも、様々な乗物が面白く変化し、他では決してない“体験” を味わうことができます。

Revitalization of Kominato railway and other transportation

The Kominato Line runs through Ichihara City in a north-south direction. We are making good use of station buildings and trains of the railway which has been loved by many people. Many other vehicles are renovated into a fun form to offer a unique experience to visitors.

豊かな自然と食

食はその土地に固有のものであり、地域と外来者をもっとも深くつなげるものです。「いちはらアート× ミックス」では、都会で体験できない自然とのふれあいや農作業を体験し、市原へ通いたいと思えるプログラムを用意します。

Rich natural environment and food items

Foods are indigenous to local areas and a strong catalyst to bridge between local residents and visitors from outside. In the art events, you can touch nature and experience farm work, and will find something attractive in Ichihara.

アーティストの長期的な活動や異業種からの多様な人々の参加

「いちはらアート× ミックス」の中核を担うのは、40 歳前後の一線アーティストたちです。それらのアーティストたちが考え、継続し長期的に市原に関わり、ものづくりにとどまらないソフトづくりを進めます。

Long-term activities of artists and participation of various people of many occupations

The core of Ichihara Art x Mix is supported by leading artists in and around their 40s. They are proactive thinkers and engaged with the city for a long time in order to build something more than just art pieces.

小湊鐵道の車体を象徴する赤い帯。

中房総の自然の風景に映える『小湊ファイヤーオレンジ』と名付けられたその色と形を元に制作されたロゴマークです。

プレート状の赤い帯を背景にして様々な情報やメッセージを展開することで、開催エリア全体に明快なつながりをつくりながら、芸術祭の空間を創出していきます。

いちはらアート×ミックス2017のイベント情報です。

いちはらアート×ミックス2017のアクセスについてです。

いちはらアート×ミックス2017の MODEL PLAN です。

芸術祭をめぐるモデルコース

作品鑑賞パスポート

このパスポートでいちはらアート×ミックス2017の約40の作品を鑑賞できます。

区分 当日(4/8~5/14) 前売り(~4/7)
一般 市内の方 2,000円 1,500円
一般 市外の方 2,000円 1,700円
学生(高校生以上) 1,000円 1,000円
中学生以下 無料  

・障がい者手帳をお持ちの方は無料、介添が必要な方は同行者1人無料です。
・中学生以下の子どもたちには、会場で「こどもパスポート」をお配りします。
・会場内でのイベント・ワークショップ(体験プログラム)は別途有料です。
・1枚で1名、1会場1回のみ有効です。(2回目以降は、パスポートの提示で下記各個別鑑賞料が半額となります)
・再発行、払い戻しはご遠慮ください。
※小湊鉄道の乗車運賃は含まれておりません。

作品鑑賞パスポート特典情報

作品鑑賞パスポートを持参するとさまざまな割引や特典を受けられます。
有効活用して、いちはらアート×ミックスの旅をお得に楽しみましょう!
※特典を受けられる期間は会期中のみとなります。(2017 4/8 - 5/14)

スタンプラリー

パスポートにはスタンプラリーの面があり、各作品がスタンプポイントになっていますので、スタンプを集めながら作品巡りをお楽しみください。スタンプを全て集めた方には全作品を制覇した記念として限定コンプリート缶バッジを贈呈致します。

前売期間の販売窓口(~4月7日)

【市原市内窓口(各販売所営業日のみ)】

市原市内郵便局(簡易局を除く)/平日9時~17時
小湊バス五井駅東口案内所/平日9時~17時/土日祝9時~12時
市原市市民会館(市原市惣社1-1-1)/第1・第3火曜除く/9時~17時
・館山自動車道市原サービスエリア(上り下り)/無休24時間
道の駅あずの里いちはら(市原市浅井小向492-1)/第2火曜除く/9時~18時
市原湖畔美術館(市原市不入75-1)/月曜除く/10時~17時(土祝前日19時、日祝18時)
養老渓谷駅前観光案内所★(市原市朝生原181)/火曜除く/9時~17時
市原市役所観光振興課★(市原市国分寺台中央1-1-1 6階)/平日8時30分~17時15分
アート×ミックス実行委員会事務局★(市原市牛久500)/平日8時30分~18時(芸術祭会期中は無休)

【その他販売窓口】

・コンビニエンスストアの店頭端末
 セブンイレブン(マルチコピー機)
 ローソン(ロッピー)
 ファミリーマート(ファミポート)
 ミニストップ(ロッピー)

・プレイガイド
 e+(イープラス)
 チケットぴあ[Pコード 990-839]
 CNプレイガイド
 セブンチケット[セブンコード 052-305]
 ローソンチケット[Lコード 33761]

※コンビニエンスストア、各種プレイガイドでは、市民前売販売は行いません。また、引換券の販売となりますので、芸術祭会期中に案内所(★印)または作品会場にて、実券にお引き換えください。

芸術祭期間中の販売窓口(4月8日~5月14日)

上記販売窓口に加え、現地の各作品会場および下記案内所で販売します。
・各作品会場/無休10時~17時
・小湊鉄道五井駅構内案内所★/土日祝9時~12時30分
・上総牛久駅前案内所★/無休9時30分~17時
・里見駅前案内所★/土日祝9時30分~17時

個別鑑賞料

区分 当日(4/8~5/14)
内田未来楽校 300円
市原湖畔美術館(かこさとし展) 300円
イチマル(市原湖畔美術館敷地内) 300円
IAAES(旧里見小学校) 800円
月出工舎(旧月出小学校) 500円
森ラジオ ステーション(月崎駅) 300円
地熱の扉(いちはらクオードの森) 300円
白鳥公民館 300円
アートハウスあそうばらの谷 300円
旧白鳥小学校 無料

※個別鑑賞料はパスポートをもたない来場者が作品を個別に鑑賞するための料金です。
※個別鑑賞券の場合、再入場料は全額となります。 

「里山が舞台の芸術祭」

市原市南部地域の活性化を目的にスタートした「いちはらアート×ミックス」は、2017年春、第2回を迎えます。

本書は展示作品の解説だけでなく、モデルコースや充実のエリアマップ、たちよりスポット、飲食店、宿泊情報など、旅の情報を網羅しています。
芸術祭や「いちはら」を何倍も楽しむためのお供として、必ず持っておきたい一冊です。
定価:850円(税込)
出版:美術出版社
販売場所:いちはらアート×ミックスの各会場・案内所や全国の書店、インターネット(Amazonなど)で購入できます。

協賛・寄付のご案内

いちはらアート×ミックス2017 協賛・寄付パンフレット


各様式
・現金寄付申出書 PDF版 WORD版
・一般協賛(広告宣伝等)申出書 PDF版 WORD版
・現物・作品制作原材料等協賛申出書 PDF版 WORD版
・パスポート購入協賛申出書 PDF版 WORD版
・寄付申出書(企業メセナ協議会を通じた現金寄付) PDF版 WORD版


助成一覧

公益社団法人 企業メセナ協議会

寄附・協賛一覧

NEXCO東日本
JA市原市
株式会社マンザキ
古谷乳業株式会社
株式会社せんどう
東急不動産株式会社
みどり産業株式会社
Risa工房
株式会社ひらい
市原市臨海部工場連絡会
不二サッシ株式会社
コスモ石油株式会社
宇部興産株式会社
JNC石油化学株式会社
丸善石油化学株式会社
市原市建設連合協同組合
総建塗工株式会社
デンカ株式会社
旭硝子株式会社
フクダ電子南関東販売株式会社
株式会社JVCケンウッド・デザイン
三井化学株式会社市原工場
住友化学株式会社
市原ロータリークラブ
出光興産株式会社
イトーヨーカドー 市原店
ナンソーテック
楽心会

株式会社トロンマネージメント/平野コンクリート工業株式会社/市原市内郵便局長会/石井興業有限会社/有限会社宮原建設/株式会社開運株式会社千葉銀行千葉信用金庫株式会社京葉銀行株式会社千葉興業銀行君津信用組合いづみ自動車株式会社オリックスレンタカー五井駅前店/藤田造園土木株式会社/株式会社鶴商メンテナンス工業東レ・ダウコーニング株式会社千葉工場/市原中央ロータリークラブ

作品・アーティスト

アーティスト名
作品タイトル
上総牛久・内田エリア

交通の要所として栄えた宿場町の面影を残すエリア。会場は旧内田小学校を保存・活用した「内田未来楽校」。市内で唯一現存する旧小学校の木造校舎は、いまでは卒業生や地域の人々の大切な拠り所となっている。最寄りとなる上総牛久駅は、小湊鐵道の里山トロッコ列車の発着駅であり、周辺ではいまも昔ながらの商店街が営まれている。

内田未来楽校
市原市宿174-8
10時~17時
個別鑑賞料 300円


キジマ真紀
蝶々と内田のものがたり

エリア/上総牛久・内田エリア
作品No./内田-1
作品設置場所/内田未来楽校
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了
インスタグラム/https://www.instagram.com/kijimamaki/

お茶をしながら蝶々を作るワークショップ「刺繍カフェ てふてふ」を定期的に開催中。制作した蝶々を会場に展示する。

内田未来カフェ

エリア/上総牛久・内田エリア
作品設置場所/内田未来楽校
出身国・在住国/日本
詳細はこちら→https://uchidamirai.jimdo.com/

旧内田小学校の木造校舎を改装した飲食空間。コーヒーや軽食を楽しめる手づくり感いっぱいの「くつろぎの場」。校舎の保存活用と地域の交流拠点や活性化を目的に2013年に立ち上げられた「報徳の会」が運営する。

詳細はこちら

高滝エリア

千葉県内でもっとも広い貯水面積を誇る人造の湖・高滝湖の周辺が第2のエリア。市原湖畔美術館は2013年にリノベーションされた施設で、自然と一体となった環境でアートを鑑賞できる。「やもかのなかま」は体験農園とイノシシのバーベキューを楽しめる施設。なお高滝湖では釣りやサイクリングもできるほか、高瀧神社などの観光名所もある。

市原湖畔美術館
市原市不入75-1
10時~17時(土・祝前 9時30分~19時、日祝 9時30分~18時)
芸術祭会期中無休
Tel.0436-98-1525
個別鑑賞料 かこさとし展 300円/ イチマル 300円
料金の詳細はこちらから
※かこさとし展・イチマルは全日 10時~17時となります。

やもかのなかま
市原市山小川697-1
10時~17時
Tel.0436-88-2525
鑑賞 無料


豊福亮
イチマル

エリア/高滝エリア
作品No./高滝-1
作品設置場所/市原湖畔美術館
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了

高滝湖の湖畔にカラフルな小屋を作ってマルシェを開催。会期中はワークショップも計画中。

かこさとし
小湊鐵道100歳企画 里山絵本展

エリア/高滝エリア
作品No./高滝-2
作品設置場所/市原湖畔美術館
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了

小湊鐵道創業100周年事業との連携企画。
絵本作家であるかこ氏による絵と「コトバ」で「ミライ」につなぐ展覧会。

KOSUGE1-16
Heigh-Ho

エリア/高滝エリア
作品No./高滝-3
作品設置場所/市原湖畔美術館
出身国・在住国/日本
制作年/2013(既存作品)
状態/公開中

エントランスに木のように生え、美術館のシンボルともいえる作品。酸素と二酸化炭素を交換する「肺胞」をモチーフとした木は、ゆったりと深呼吸をしてリフレッシュしようと来館者に呼びかけるかのようだ。夜間は、呼吸するように明滅するライトアップも楽しめる。
素材:アルミ、ステンレス、鉄

KOSUGE1-16
Toy Soldier

エリア/高滝エリア
作品No./高滝-4
作品設置場所/市原湖畔美術館
出身国・在住国/日本
制作年/2013(既存作品)
状態/公開中

美術館の監視員を務めるおもちゃの兵隊。人がいるときはピシッと立って監視しているが、実は怠け癖があり、人目を盗んでは膝を曲げて休んでいる。センサーで人を感知するので、怠けている姿を一目見ようと身を潜めて待機する来館者も。美術館のマスコット的存在。
素材:木、樹脂、駆動装置、センサー、塗料 常設作品

クワクボリョウタ
Lost Windows

エリア/高滝エリア
作品No./高滝-5
作品設置場所/市原湖畔美術館
出身国・在住国/日本
制作年/2013(既存作品)
状態/公開中

光と影を用いて、影絵がアニメーションのように動く、アナログ版プロジェクション・マッピング作品。地下 ホールの壁面いっぱいに窓枠が投影され、光がつくりだす木立の影が角度によって大きさを変えながらゆっくりとまわる。鑑賞者は窓枠ごしに、木々のゆらめく外の風景を眺める。半屋外のスペースなので、屋外の音を聞きながら楽しむことができる。
素材:鉄、アクリル、モーター、LED、竹

アコンチ・スタジオ
Museum-Stairs/Roof of Needles & Pins

エリア/高滝エリア
作品No./高滝-6
作品設置場所/市原湖畔美術館
出身国・在住国/米国
制作年/2013(既存作品)
状態/公開中

手を触れて、身体で楽しむことができる建築と一体化したアートワーク。階段から屋上にかけて約700本のチューブ–針とピン–が林立し、来訪者はそのあいだをかき分け、作品と触れ合いながら歩く。針とピンの林をぬけると、屋上から美術館を囲む湖や里山の風景を一望できる。
素材:ポリカーボネート・チューブ、ミラーフィルム、ステンレス棒、照明ほか

木村崇人
星ぶどう

エリア/高滝エリア
作品No./高滝-7
作品設置場所/市原湖畔美術館
出身国・在住国/日本
制作年/2013(既存作品)
状態/公開中

木々の隙間に現れる木漏れ日が丸く映るのは、太陽が丸いから。「地球と遊ぶ」をテーマに作品を手がけてきた作家は、自然が生み出すこもれびの形に着目して美術館敷地内のレストランテラスに育つぶどう棚に星の形の照明を設置。日没後、照明に照らされたぶどう棚が地面に降らせる星の木漏れ日を楽しめる。《星ぶどう》をすくって遊ぼう。
素材:ぶどう、照明

栗田宏武
出会い

エリア/高滝エリア
作品No./高滝-8
作品設置場所/やもかのなかま
出身国・在住国/日本
制作年/2014(既存作品)
状態/公開中

作家はチェーンソーを駆使して、農園づくりのために伐採された木々に新たな命を吹き込んだ。農園の奥に残された立木はトーテムポールとなり、端材はベンチや看板となった。
素材:立木

いちはらアート×ミックス2017 美術館連動企画展
カールステン・ニコライ:Parallax パララックス

エリア/高滝エリア
作品No./連動企画展
作品設置場所/市原湖畔美術館
出身国・在住国/ドイツ
制作年/2017(新作)
状態/公開終了

展示空間にあわせて構成される映像と音のインスタレーションなど、日本初公開となる作品も展示予定。
会期:3月18日(土)~5月14日(日)
鑑賞料:1,000円(鑑賞パスポート提示で500円)

里見・飯給エリア

里見と飯給の二つの駅周辺のまたがるエリア。IAAESは2013年に閉校した旧里見小学校をアート、農業、健康などの学びの場として活用。今回は多くの作品が集まる。里見駅から桜の名所である与市郎桜へは歩いてすぐ。また無人駅である飯給駅のホームからは近くの白山神社の鳥居が見える。

IAAES(旧里見小学校)
市原市徳氏541‐1
10時~17時
個別鑑賞料 800円

里見駅

飯給駅


ハイボール・ガーデン

エリア/里見・飯給エリア
作品No./里見-1E
作品設置場所/里見駅
出身国・在住国/日本
制作年/2011制作(再展示)
状態/公開終了

いちはらアート×ミックスの前身、「いちはらアート漫遊」で開催した「ハイボール・ガーデン」が復活。
里見駅で活動する地域団体(喜動房倶楽部)が駅喫茶を営業する土日祝の14時30分~17時の間で開催する。

藤本壮介
Toilet in Nature

エリア/里見・飯給エリア
作品No./里見-2
作品設置場所/飯給駅
出身国・在住国/日本
制作年/2012(既存作品)
状態/公開中


木々や草花の生い茂る約200㎡の中に、ガラスボックスのトイレを配置。作家は大勢の写真家が訪れる駅の、美しい里山ならではの公共とプライベート、自然と建築、内部と外部が溶け合った公衆トイレを考案した。
素材:鉄、木、ガラスほか

開発好明
里見100人教頭学校 キョンキョン

エリア/里見・飯給エリア
作品No./里見-3E
作品設置場所/IAAES[旧里見小学校]
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了
作品詳細/http://ichihara-artmix.jp/event/01.html

芸術祭会期中、旧里見小学校にて、市原の歴史、自然、アート、食、音楽、体育、娯楽など様々なジャンルにおける専門の方々が、教頭先生として授業を行う。このプロジェクトが、新しい出会いや発見のきっかけとなり、地域に根ざした活動に発展していくことを目指している。

開発好明
モグラハウス

エリア/里見・飯給エリア
作品No./里見-4
作品設置場所/IAAES[旧里見小学校]
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了

モグラに扮した作家によるパフォーマンス。一坪程度の小さなモグラハウスを住処とし、自給自足している姿を観察できる。

世界土協会 World Dirt Association
Dirt Restaurant -土のレストラン-

エリア/里見・飯給エリア
作品No./里見-5
作品設置場所/IAAES[旧里見小学校]
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了

土を見たり嗅いだりすることで新たな”土”を体験する。

小沢敦志
地熱の扉 制作スタジオ

エリア/里見・飯給エリア
作品No./里見-6
作品設置場所/IAAES[旧里見小学校]
出身国・在住国/日本
制作年/2014(既存作品)
状態/公開終了

作家の市原における工房。会期中は、5種類のワークショップをこの場で開催する。

吉田和司
吉田事物屋/事物屋博物館

エリア/里見・飯給エリア
作品No./里見-7
作品設置場所/IAAES[旧里見小学校]
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了

いらなくなったものを分解・解体した不思議な事物を展示する。

豊福亮
美術室

エリア/里見・飯給エリア
作品No./里見-8
作品設置場所/IAAES[旧里見小学校]
出身国・在住国/日本
制作年/2014(既存作品)
状態/公開終了

20世紀後半の美術史家であるE.H.ゴンブリッジの著書「美術の物語」に登場する世界の名画の模写で埋め尽くされた教室。表面の色彩を追うだけでは成立しない、想像力と技術を要する油絵の模写は、制作過程も含めて美術教育の一環である。
素材:キャンバスに油彩、アクリル、額

角文平
養老山水図

エリア/里見・飯給エリア
作品No./里見-9
作品設置場所/IAAES[旧里見小学校]
出身国・在住国/日本
制作年/2014~2017(新作)
状態/公開終了

教室のなかで机を並べて、市原市全土の地形を彫刻として浮かび上がらせる作品。

渡辺泰子
Dear outside

エリア/里見・飯給エリア
作品No./里見-10
作品設置場所/IAAES[旧里見小学校]
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了

羊毛フェルトにイメージを刺し込んだインスタレーション作品。

レオニート・チシコフ
種田山頭火の月、ウィリアム・ブレイクの月ほか

エリア/里見・飯給エリア
作品No./里見-11
作品設置場所/IAAES[旧里見小学校]
出身国・在住国/ロシア
制作年/2017(新作)
状態/公開終了

月の光の持つ詩的なイメージを作品化するプロジェクト。前回のアート×ミックスでは、「デ・キリコの月」、「ロルカの月」「芭蕉の月」を制作。既存作に加え、「種田山頭火の月」「ウィリアム・ブレイクの月」を新しく展示する。

磯崎道佳
ひかりのあな

エリア/里見・飯給エリア
作品No./里見-12
作品設置場所/IAAES[旧里見小学校]
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了

小さな穴から見える光を通じて、市原の様子を表現するインスタレーション。

仲田絵美
光の屑/Trash of Light

エリア/里見・飯給エリア
作品No./里見-13
作品設置場所/IAAES[旧里見小学校]
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了

「自分にとって特別でない写真」を展示する。
人生は気にも留めない時間がほとんどであるが、
写真を通じて人生というものについて考えるきっかけを与えてくれる。

※作家の都合により、作品のタイトルと内容が変更になりました。

佐藤史治+原口寛子
星(近視と遠視)

エリア/里見・飯給エリア
作品No./里見-14
作品設置場所/IAAES[旧里見小学校]
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了

市原市の夜景を夜空に見立て、動く光を流れ星に見立てた映像インスタレーション作品。

おにぎりのための運動会

エリア/里見・飯給エリア
作品No./里見-15E
作品設置場所/IAAES[旧里見小学校]
出身国・在住国/日本
制作年/2014(既存作品)
状態/公開終了

前回の芸術祭やミニイベントでも大人気のこの企画が帰ってきます。
会期中3回実施予定。

地域プロジェクト
  • 能楽鑑賞
  • マイカフェ
  • 星空観察

エリア/里見・飯給エリア
作品No./里見-16
作品設置場所/IAAES[旧里見小学校]
出身国・在住国/
制作年/2017(新作)
状態/公開終了

体育館に市内小学生の絵を展示するほか、能楽体験や星空観察など、地域にまつわる催しを実施。

詳細についてはこちら

Mai Cafeチラシのダウンロードについてはこちら

里山食堂

エリア/里見・飯給エリア
作品設置場所/IAAES[旧里見小学校]
出身国・在住国/日本
営業日時/11:00~16:00(コーヒーは10:00~)/芸術祭期間中無休
状態/公開終了

地域の食材を使った里山カレー(500円)や里山オムライス(600円)、湧き水でつくられた名水コーヒー(200円)などが定番メニューの食堂。旧里見小学校の卒業生であるシェフ達によって営業。食堂の店内には、メルヘンチックな作風が特徴の市原市在住の洋画家、前田麻里の作品も展示される。

月出エリア

月出工舎は前回の芸術祭で岩間賢のディレクションのもと、みんながつくる新しいがっこうとして旧月出小学校をリノベーションし、「遊・楽・医・食」のプロジェクトを展開。今回は「月出の杜」をテーマに、いまから10年後の未来を多様な角度からとらえた9組の作家の作品が展開される。会期中はニワコヤによる「食のおもてなし」も。

月出工舎(旧月出小学校)
市原市月出1045
10時~17時
個別鑑賞料 500円
http://www.tsukide.jp/


岩間賢
うたつち

エリア/月出エリア
作品No./月出-1
作品設置場所/月出工舎
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了
プロフィール/http://www.oh-mame.com/
月出工舎/http://www.tsukide.jp/

月出工舎の全体ディレクションを手掛けている作家が、プールに野外彫刻作品をつくる。
また、4月28日、29日、30日には野外舞踏公演「ばけのかわ」の劇場として展開される。

略  歴:
1974年生まれ。東京藝術大学美術学部博士課程修了後、文化庁芸術家在外研究員として中国で創作活動を行う。場と人の対話を生み出す作品やプロジェクトを国内外で展開。
月出工舎ディレクター。

岡博美
たゆたう

エリア/月出エリア
作品No./月出-2
作品設置場所/月出工舎
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了
プロフィール/http://www.okahiromi.com/
月出工舎/http://www.tsukide.jp/

前回の芸術祭では、プール全面に藍で染めた布の作品を発表した作家が、今回は月出工舎2Fの展示空間に新作を発表する。
会期中、染色や版画のワークショップを行う。

略  歴:
1976年生まれ。京都造形芸術大学大学院在籍中に染工房「呼吸-kokyuu-」を設立。染織技術を活かしたインスタレーションや平面作品を発表。藍染など天然染料の研究も行っている。

ワークショップ「缶バッチ、かばんつくり、ガリ版」
日 時:4/9(日) 5/3(水・祝) 5/4(木・祝) 5/5(金・祝)
    各日10:00~12:00 / 14:00~16:00
参加費:500円/人 *缶バッチづくりのみ無料
定 員:各回16名(事前予約制)*予約多数の場合は抽選
    *缶バッチづくりは予約不要

岡田杏里
脳内原始旅vol.2

エリア/月出エリア
作品No./月出-3
作品設置場所/月出工舎
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了
プロフィール/http://anriokada.wixsite.com/anri-okada
月出工舎/http://www.tsukide.jp/

メキシコを拠点に創作活動を行う作家が、原始的な感覚や人々の記憶、森羅万象の旅といった意味を込めた作品を発表する。
会期中、お面づくりのワークショップを行う。

略  歴:
1989年生まれ。2014年から国内外の小学校で地域参加型の壁画プロジェクトを始動。2016年よりポーラ美術振興財団在外研修員としてメキシコを拠点に創作活動を行う。

ワークショップ「月出の森に住む生きものに変身しよう!」
日 時:4/9(日) 10:00~12:00 / 14:00~16:00
参加費:500円/人
定 員:各回16名(事前予約制)*予約多数の場合は抽選

塩月洋生
閒(あわい)

エリア/月出エリア
作品No./月出-4
作品設置場所/月出工舎
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了
プロフィール/http://www.ku-sumu.com
月出工舎/http://www.tsukide.jp/

前回の芸術祭から、月出工舎のエントランスに地元の土・藁・竹でつくっている巨大な土壁作品を完成させる。
会期中、つるぴか泥だんごをつくるワークショップを行う。

略  歴:
1973年生まれ。ストローベイル建築と出会った後の2006年、食と住と人をつなぐ「はさ掛けトラスト」を立ち上げる。
岐阜県白川町に移住し、セルフビルドで自邸の建築を続けている。

ワークショップ「つるぴか泥だんごをつくろう」
日 時:4/9(日) 10:00~12:00 / 14:00~16:00
参加費:無料
定 員:なし

鈴村敦夫
つながる波紋

エリア/月出エリア
作品No./月出-5
作品設置場所/月出工舎
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了
プロフィール/http://atsuosuzumura.com
月出工舎/http://www.tsukide.jp/

月出工舎の正門に、生命の源である「水」をテーマにしたモザイクの新作が恒久設置される。
会期中、モザイクアートに挑戦できるワークショップを行う。

略  歴:
1981年生まれ。東京藝術大学院壁画研究室修了。イタリアの教会の壁面モザイクの修復、歌舞伎座の舞台美術などを経て、モザイクやフレスコを中心に作品を発表。

ワークショップ「モザイクアート」
日 時:4/15(土) 4/16(日) 4/22(土) 4/23(日)
    各日13:00~15:30
参加費:1,500円/人
定 員:20名(事前予約制)*予約多数の場合は抽選

チョウハシトオル
火処の大屋根

エリア/月出エリア
作品No./月出-6
作品設置場所/月出工舎
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了
プロフィール/http://www.yakiimo-biyori.com
月出工舎/http://www.tsukide.jp/

前回の芸術祭で、月出工舎の校庭にかまどの作品「火処」をつくった作家が、今回は、「火処」の大屋根づくりに挑む。
会期中、火と食をテーマにしたワークショップを行う。

略  歴:
1979年生まれ。自身が設立した「やきいも日和」で、古き良き日本の食文化である「焼き芋」を継承するとともに、現代にマッチした新しい焼き芋を表現している。

ワークショップ「火処でおこなう火と食の会」
日 時:4/9(日) 5/3(水・祝) 5/4(木・祝)
    各日11:00~13:00
参加費:1,500円/人
定 員:15名(事前予約制)*予約多数の場合は抽選

風景と食設計室 ホー
月出る処、今と昔 vol.2 ~月出への手紙~

エリア/月出エリア
作品No./月出-7
作品設置場所/月出工舎
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了
プロフィール/http://hoooooooooooo-blog.tumblr.com
月出工舎/http://www.tsukide.jp/

前回の芸術祭で発表した作品の続編として、参加型インスタレーション作品を月出工舎1F食の工房につくる。
会期中、「朗読と食事の会」がパフォーマンス形式で行われる。

略  歴:
高岡友美と永森志希乃によるユニットとして2012年より活動。その時その場所でしか体験できない食のインスタレーションを展開している。

パフォーマンス「朗読と食事の会」
日 時:4/9(日) 5/5(金・祝) 5/6(土)
    各日12:00~13:30
参加費:2,500円/人
定 員:各回8名(事前予約制)*予約多数の場合は抽選

舞踏団トンデ空静
舞踏公演「ばけのかわ」、門付け行脚「ちょぼくれ」

エリア/月出エリア
作品No./月出-8E
作品設置場所/月出工舎 ほか
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了
プロフィール/http://www.tondekarashizuka.com
月出工舎/http://www.tsukide.jp/

東京湾のコンビナート郡から養老渓谷の水源地まで養老川に沿って門付け行脚をする。珍道中の果てにたどり着く月出の杜では、野外舞踏公演を行う。何しろ笑えるドキュメンタリー歌舞SHOW!!

略  歴:
2006年に富山県の酒蔵で旗揚げ。山里や商店街を舞台に、場所と人間との関係にこだわった作品を上演。主宰:松原東洋/演出:長谷川宝子/芸術監督:岩間賢/出演:濱田陽平、細井太、高橋芙実、北澤香、小野彩(唄)、小野章(bass)、山本直樹(dr)、切腹ピストルズほか。

野外舞踏公演「ばけのかわ」
日 時:4/28(金) 4/29(土・祝) 4/30(日)
    各日14:30~16:00
参加費:おひねり制
定 員:各回200名(事前予約制)

門付け行脚「ちょぼくれ」
日 時:4/14(金)~4/23(日)朝から日没

ニワコヤ
月出のニワコヤ

エリア/月出エリア
作品設置場所/月出工舎
出身国・在住国/日本
営業日時/4月13日(木)~5月13日(土)の木~日、および5月1日(月)~3日(水祝)、いずれも10:00~17:00(5月5日(金祝)、6日(土)を除く)
状態/公開終了
プロフィール/http://niwacoya.com
月出工舎/http://www.tsukide.jp/

東京・仙川のギャラリーカフェ「ニワコヤ」が月出に丸ごとお引っ越し。
アートと人が交差する場が現れる。
開幕日と閉幕日には誰もが参加できる「つどう しゃべる たべる つづく」のイベントが行われる。

略  歴:
東京・仙川で営むギャラリーカフェ。店の表では野菜を売り、店内ではさまざまなジャンルの展示やパフォーマンス、映画祭など開催。仙川地図研究所として、地元地図の作成などにも取り組んでいる。

イベント 月出工舎開校式「つどう たべる しゃべる」
日 時:4/8(土)12:00~15:00

イベント 月出工舎閉校式「たべる しゃべる つづく」
日 時:5/14(日)12:00~15:00

イベント参加費:1,000円/人(高校生以下無料) 定員:なし

月崎エリア

春にはホーム脇に菜の花が咲き乱れる無人駅・月崎駅。保線手の旧詰所小屋は作品の舞台となり、駅周辺は泥岩や凝灰岩などが重なるやわらかい地形のため、トンネルをつくって開拓されたという。自然公園・いちはらクオードの森は菖蒲や紫陽花を散策でき、キャンプ場や展望台なども併設され、四季の美しさを味わえる。

月崎駅

いちはらクオードの森
市原市柿木台1011
10時~17時
鑑賞 無料 ※地熱の扉のみ個別鑑賞料 300円


木村崇人
森ラジオ ステーション×森遊会

エリア/月崎エリア
作品No./月崎-1
作品設置場所/月崎駅前
出身国・在住国/日本
制作年/2014(既存作品)
状態/公開中

小湊鐵道のかつての詰所小屋を森に見立てた作品。外観は苔と山野草で覆われ、季節の移り変わりとともに変化する。芸術祭後も有志団体によって植物の手入れと維持管理が行われ、多様な人びとが集う場となった。
2017年はラジオ機能を復活させる。会期中は、作家による森を遊ぶワークショップが開催される。

小沢敦志
地熱の扉

エリア/月崎エリア
作品No./月崎-2
作品設置場所/いちはらクオードの森
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開中

市原市内で集めた無数の鉄製品の廃材を使って、大型の野外展示作品を制作する。

栗田宏武
田舎暮らし

エリア/月崎エリア
作品No./月崎-3
作品設置場所/いちはらクオードの森
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開中

都会から田舎へ移り住んできた老夫婦とその周りを取り囲む小動物たちをチェーンソーカービングで制作する作品。

白鳥エリア

上総大久保駅とその周辺が続いてのエリア。上総大久保駅は地元小学生の描いた絵から「トトロの駅」と呼ばれ、親しまれている。2013年に閉校した小高い丘の上に建つ旧白鳥小学校と、木造の建築に懐かしい雰囲気がただよう白鳥公民館の二つの会場は、前回は演劇の舞台となったが、今回は地域や関係団体と連携した事業が主に展開される。

上総大久保駅

白鳥公民館
市原市大久保505番地3
10時~17時
個別鑑賞料 300円

旧白鳥小学校
市原市大久保547‐1
10時~17時
鑑賞 無料


CLIP
森の入口

エリア/白鳥エリア
作品No./白鳥-1
作品設置場所/上総大久保駅
出身国・在住国/日本
制作年/2014(既存作品)
状態/公開中

上総大久保駅前の森を背後に、まるで森に導くかのようなデザインと奥行をもったトイレ。通路の先には使われなくなった小湊鐵道の枕木が道しるべのように置かれている。小湊鐵道の駅舎トイレ立て替え事業の一環で制作された作品。トンネルのようなほの暗い通路から一変して、個室の中は白く、透明な屋根からは森の木々の緑と自然光が降りそそぐ。
素材:外壁=アルミスパンドレル、ガルバリウム鋼板波板、内壁=フレキ板 、ケイカル板 サイズ:5.3×3.7×3.5m

カルロス・ガライコア
ウェイクアップ/シティ/スリープ

エリア/白鳥エリア
作品No./白鳥-2
作品設置場所/旧白鳥小学校
出身国・在住国/キューバ
制作年/2014(既存作品)
状態/公開終了

体験型の屋外作品として、2つの遊具が校庭に設置された。遊具の形状は作家が訪問した際の市原市の印象や、臨海工業地域の建物からインスピレーションを得ている(写真右上)。新しいものと古いものを組み合わせるため、ブランコと滑り台は市内にあった古い設備を再利用している。子どもだけでなく大人も楽しめる遊具だ。
素材:スチールにウレタン塗装、網、ポリカーボネート

地域プロジェクト
  • 市原ぞうの国
  • 小学生絵画展
  • アトリエジャスミン
  • シンパカフェ

エリア/白鳥エリア
作品No./白鳥-3
作品設置場所/旧白鳥小学校
出身国・在住国/
制作年/2017(新作)
状態/公開終了

地域で活躍する人々の魅力を作品展示やワークショップ、飲食などで発信する。
【現在準備中です】

詳細についてはこちら

中井精也
小湊鐵道100歳企画 里山写真展

エリア/白鳥エリア
作品No./白鳥-4
作品設置場所/白鳥公民館
出身国・在住国/
制作年/2017(新作)
状態/公開終了

小湊鐵道創業100周年事業との連携企画。鉄道写真家として活躍されている中井精也氏による写真展。

養老渓谷エリア

アートハウスあそうばらの谷は、現代美術作家・タイガー立石の元アトリエを移築/改築した茅葺き屋根の古民家ギャラリー。周囲は風光明媚な景観に包まれ、養老川沿いの渓谷や、温泉郷、梅が瀬渓谷など県内有数の観光地がいくつも点在している。養老渓谷駅には足湯もあり、鑑賞の疲れを癒すにはうってつけと言える。

アートハウスあそうばらの谷
市原市朝生原1083-1
10時~17時
個別鑑賞 300円


鈴木ヒラク
道路

エリア/養老渓谷エリア
作品No./渓谷-1
作品設置場所/アートハウスあそうばらの谷
出身国・在住国/日本
制作年/2017(新作)
状態/公開終了
作品詳細/http://o--o.space

会場となる古民家(アートハウスあそうばらの谷)の構造を生かし、反射板を使った複数の作品を展示する。

おもいでの家

エリア/養老渓谷エリア
作品設置場所/アートハウスあそうばらの谷
出身国・在住国/日本
営業日時/11:00~14:00(LO)/芸術祭期間中無休
状態/公開終了

JA市原市女性部による「農家レストラン」。地域のお母さんたちが旬の地元食材にこだわって、訪れた人の「おもいで」に残るようにと真心こめた食事を提供。
メニューは、養老渓谷カレー(500円)、定食(たけのこご飯と選べる小皿/1,000円/金土日祝のみ)、梨サイダー(250円)など。

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