今日は、雪に覆われた小学校での活動となりました。それにしても市原は広いです。臨海部では雪なんて降りませんでしたが、ここ月出は積雪10cm?
小学校への道中は、坂道で立ち往生する車もチラホラ。こんな中、6名ものサポーターさんが集まりました。凄いですね・・・。でも、家を出たときは、雪は無く、月出がこんな状況だとは誰も知らなかったというのが本当のところのようです。ノーマルタイヤの方もおられたようですが、怯まないサポーター魂に恐れ入ります。
田淵から月出に向かう途中
雪に覆われる月出小の百葉箱とイチョウの木
作業は、当初予定していた校舎裏山からの竹の切り出しは中止で、3階教室の床のハツリと藁切りが主な内容で、少々軽目めでした。
いつも、アーティストさんが、サポーターを巻き込んだちょっとした企画物を考えてくれますが、当日は、次の日から業者さんが入って内装関係の工事を始めるということで、その安全を祈願し、「ご祈祷」しました。
えっ、ご祈祷って??もちろん、正式ではありません。
神主役は地元の町会長さん、玉ぐしの代わりに藁を使い、頭を垂れる作家さんやサポータ目がけて、ぶんぶん振っていただきました。何と言ってもお供え物が凄い。もちろん酒や魚ではありませんよ。月出小を舞台に活動する作家さんの代表的な素材として4つ用意しました。藁のブロック下に敷いて、その上に供えたのは、籾殻の山、地元の土に像の糞と藁を混ぜた泥の山、染物の生地に綿で作った骨、それに泥で作ったレンガの4品です。御利益があるかどかは微妙ですが、気持ちは入っていましたよ。
お供えを前に皆でこれから記念撮影
アーティストの塩月さんが何やら真剣に手を合わせてます
毎回楽しみなのがお昼ですが、今日は、近所の方から差し入れがあったという、イノシシの肉を使った鍋をいただきました。ジビエ料理ですね。イノシシは地域では邪魔者扱いですが、食×アートの鍵になる食材として活かせるかも知れませんね。ちなみに作ったのは作家の岩間さんです。
雪の中の月出小、空前絶後ではないでしょうか?そうは経験できません。思い出に残る1日となりました。 (サポーター 篠田)