アート×ミックス2014


晴れたら市原、行こう!

3月21日(祝)から5月11日までの52日間、「中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス」を開催します。
廃校になった小学校の活用、小湊鐵道の列車やバスなど交通の活用、食や自然などの地域資源の活用、そしてここに関わる多種多様な人々の参加という4つの点を中心に、これまでに例のない、まったく新しい芸術祭が始まります。

【開催概要】
名称:中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス
会期:2014年3 月21日[金]― 5月11日[日] 52 日間[会期中無休]
会場:メイン会場:千葉県市原市南部地域[小湊鐵道上総牛久駅から養老渓谷駅の間]
連携会場:中房総エリア[茂原市、いすみ市、勝浦市、長柄町、長南町、一宮町、睦沢町、大多喜町、御宿町]
主催:中房総国際芸術祭いちはらアート× ミックス実行委員会[会長 小出譲治(市原市長)]
後援:経済産業省、国土交通省、文化庁、観光庁、千葉県
協力:小湊鐵道株式会社

市原は、房総半島の中央に位置する人口28 万人の市です。

昭和32 年から始まった臨海部への企業進出により、かつての農村漁村は工業地区に変わり、北部地域では、首都圏で働く人々のベットタウンとして人口急増が進んだ一方、里山や緑豊かな自然が残る南部地域では、過疎高齢化が急速に進んでいます。このような日本の縮図ともいえる発展をしてきた市原では、首都圏の都市が同様に抱えている多くの問題が顕在化しています。

「中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス」は、南部地域の里山地帯を中心に、美術が持つ地域資源を顕在化する働き、多様な層の人々の協働を促す力を活かしながら、首都圏近郊都市が抱える問題を一歩ずつひらき、解決していくことを目指します。


It's a fine day! Why don't you visit Ichihara?

Naka-Boso International Art Festival Ichihara Art x Mix is held for 52 days from March 21 to May 11.
This totally new art festival is based on the following four points: Utilization of abolished elementary schools; Effective use of transportation including the Kominato railway and bus routes; Rediscovery of local resources such as foods and natural environment; and participation of various people in the event.

[Event outline]
Title: Naka-Boso International Art Festival Ichihara Art x Mix
Period: Friday, March 21 to Sunday, May 11 (52 days without breaks)
Main venue: Southern part of Ichihara City, Chiba Prefecture (From Ushiku station to Yoro Keikoku station on the Kominato Line)
Venues in collaboration: Nakaboso region including Mobara City, Isumi City, Katsuura City. Nagara Town, Chonan Town, Ichinomiya Town, Mutsuzawa Town, Otaki Town, and Onjuku Town
Host: Naka-Boso International Art Festival Ichihara Art x Mix executive committee, chaired by Takayoshi Sakuma (mayor of Ichihara City)
Sponsored by the Ministry of Economy, Trade and Industry, Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism, Agency for Cultural Affairs, Japan Tourism Agency, and Chiba Prefecture
Cooperated by Kominato Railway Co.

Ichihara City is a home to 280,000 people, located in the central part of the Boso Peninsula.

The old farm and fishing villages were turned into industrial areas as companies started advancing into the coastal areas in 1957. The north part of the city saw a rapid increase of the population as it has become a commuter town for those who working in the central Tokyo. However, in the southern part, where rich green and mountainous environment is preserved, the population is declining and graying rapidly. The city's development provides an epitome of Japan, and there have been many problems that can be seen in many cities in and around Tokyo.

"Naka-Boso International Art Festival Ichihara Art x Mix" is aimed at solving problems of these areas one by one through the power of art, which can help us rediscover the resources of local areas, and the collaboration with people from many walks of life, mainly in and around highland communities in the southern part of the city.

廃校の活用

2013 年春、南市原では4 つの小学校が閉校しました。「いちはらアート× ミックス」では、この学校を活用したアートプロジェクトを実施することにより、新たな地域のプラットホームを創出し、文化的活動を通じたまちづくりを始めます。


Utilization of abolished schools
Four elementary schools were closed in Minami Ichihara in the spring of 2013. We are conducting art projects at these schools in order to create new regional platforms and rebuild communities through cultural activities.

小湊鐵道・乗物の活用

市原市を南北に走る「小湊鐵道」。「いちはらアート× ミックス」では、多くの人に愛されているこの小湊鐵道の駅舎や車両を最大限に活用します。他にも、様々な乗物が面白く変化し、他では決してない“体験” を味わうことができます。


Revitalization of Kominato railway and other transportation
The Kominato Line runs through Ichihara City in a north-south direction. We are making good use of station buildings and trains of the railway which has been loved by many people. Many other vehicles are renovated into a fun form to offer a unique experience to visitors.

豊かな自然と食

食はその土地に固有のものであり、地域と外来者をもっとも深くつなげるものです。「いちはらアート× ミックス」では、都会で体験できない自然とのふれあいや農作業を体験し、市原へ通いたいと思えるプログラムを用意します。


Rich natural environment and food items
Foods are indigenous to local areas and a strong catalyst to bridge between local residents and visitors from outside. In the art events, you can touch nature and experience farm work, and will find something attractive in Ichihara.

アーティストの長期的な活動や異業種からの多様な人々の参加

「いちはらアート× ミックス」の中核を担うのは、40 歳前後の一線アーティストたちです。それらのアーティストたちが考え、継続し長期的に市原に関わり、ものづくりにとどまらないソフトづくりを進めます。


Long-term activities of artists and participation of various people of many occupations
The core of Ichihara Art x Mix is supported by leading artists in and around their 40s. They are proactive thinkers and engaged with the city for a long time in order to build something more than just art pieces.

本市は、昭和38年5月に誕生し、今年で市制施行50周年を迎えました。市としては、これまでの50年の歴史や文化を再認識し、これからの50年に向けた新たなスタートとして、訪れた人だけでなく、住んでいる人も明るくそして楽しくなれるような国際的な芸術祭として「中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス」を開催したいと考えております。

この芸術祭は、単なるイベントとしての芸術祭ではなく、過疎問題や地域の活性化など地方都市が抱える諸問題をアートの力で解決する「課題解決型芸術祭」としても発信してまいりたいと思います。

市原市は、アクアラインを利用すれば、都心から約1時間で訪れることができる、首都圏のオアシスです。「晴れたら市原、行こう」をキャッチフレーズに多くの方々に訪れていただきたいと考えておりますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。

中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス実行委員会 会長
市原市長 小出譲治


Ichihara City was established in May, 1963, and now is commemorating the 50th anniversary of the foundation. The city desires to use Ichihara Art x Mix as an opportunity to renew our understanding of the 50-year history and culture and a new starting point for another 50 years. We hope that the international art festival will offer something fun and cheerful to visitors and residents alike.
The festival is not a simple art event. It will offer the power of art and solutions to the issues of local cities and towns, such as depopulation and regional revitalization.
Ichihara City, just one-hour drive away from central Tokyo via the Aqua-Line, is a place where you can feel relaxed. With the slogan "It's a fine day! Why don't you visit Ichihara?" we hope that many people will visit our city. Thank you.
Naka-Boso International Art Festival Ichihara Art x Mix executive committee chairman

Joji Koide, mayor of Ichihara City

小湊鐵道の車体を象徴する赤い帯。

中房総の自然の風景に映える『小湊ファイヤーオレンジ』と名付けられたその色と形を元に制作されたロゴマークです。

プレート状の赤い帯を背景にして様々な情報やメッセージを展開することで、開催エリア全体に明快なつながりをつくりながら、芸術祭の空間を創出していきます。


These red lines are the symbol of the Kominato railway.

The event logo was created after the color, which is called "Kominato fire orange," and the shape of the train design. It gives a stark contrast in the natural environment of the central Boso.
Various information and messages are released on the red lines. It creates a clear link among the event areas and helps give an atmosphere of the art festival.

助成一覧

文化庁

文化庁「平成25・26年度 地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ(文化芸術創造発信事業)」

文化庁

文化庁「平成25年度 地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ(大学を活用した地域芸術文化振興事業)」

財団法人自治総合センター

財団法人自治総合センター「平成25・26年度 地域の芸術環境づくり助成事業」

公益財団法人 福武財団

公益財団法人 福武財団「平成26年度文化と芸術による地域振興の助成」

寄附・協賛一覧

コスモ石油株式会社 千葉製油所
JNC石油化学株式会社 市原製造所
丸善石油化学株式会社
東急不動産ホールディングス株式会社
君津信用組合
住友化学株式会社 千葉工場
三井化学株式会社 市原工場
宇部興産株式会社千葉石油化学工場
日本ライフライン株式会社
医療法人芙蓉会五井病院
市原市農業協同組合
極東石油工業合同会社
杉田建材株式会社
大成建設株式会社
Office for Contemporary Art Norway
旭硝子株式会社千葉工場
株式会社石垣
日本曹達株式会社 千葉工場
東レ株式会社千葉工場
株式会社開運
株式会社ナンソーテック
アジア航測株式会社
株式会社宝生堂サカキバラ
市原商工会議所
市原警備保障株式会社
株式会社千葉サンソセンター
イトーヨーカドー
株式会社アイティフォー
日立化成株式会社
八幡地区工場連絡協議会
ホルベイン工業株式会社
エプソン販売株式会社
市原ぞうの国
有限会社アキタ建設
黒川建築
パイフォトニクス株式会社
forestnotes

三井・デュポンポリケミカル株式会社千葉工場荏原環境プラント株式会社/日本板硝子株式会社/株式会社ナガミネ/星葉総業有限会社/DIC株式会社千葉工場KHネオケム株式会社千葉工場株式会社アクティオ東レ・ダウコーニング株式会社千葉工場/JSR株式会社千葉工場/市原市議会議員会/電気化学工業株式会社千葉工場/JFEエンジニアリング株式会社/市原市造園緑化協同組合/株式会社東セン貿旭洋酒ソレイユワイン千種興産株式会社/千葉おかみさん会/株式会社千葉銀行株式会社京葉銀行株式会社千葉興業銀行/千葉信用金庫/HKU SPACE(香港大學專業進修學院)/ユニモマネジメント株式会社/千葉県森林組合市原支所/東日本高速道路株式会社一般社団法人市原市観光協会/株式会社伊藤園/市原市管工事協同組合/市原市防火安全協会フクダ電子南関東販売株式会社/株式会社石垣

2014年3月21日[金]から5月11日[日]の52 日間に亘って開催しました中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス2014のイベント情報です。

鑑賞パスポート

会期中、本芸術祭のイベントを除く全ての作品を鑑賞できるチケットと交通チケット(小湊鐵道の列車と会場内を循環する周遊バスの1日乗り放題)が一体になったパスポートです。作品鑑賞パスポートは、会期中であれば何度も使え大変お得です。(ただし、1作品1 回限り有効。同一作品を2 回以上鑑賞する際は割引適用。) また、交通周遊パスポートは、2回目に来場された場合は作品鑑賞パスポート提示で、1,000 円(中学生以上)、500 円(小学生)、で購入することができます。

区分 当日券 前売り券
一般 3800円 3300円
大学生・専門学校・高校生 3300円 2800円
中学生 1000円 1000円
小学生 500円 500円
幼児 無料 無料

前売りパスポートの販売窓口(2月20日より)

【市原市内販売窓口(各販売所営業日のみ)】
アート×ミックス実行委員会事務局/小湊鐵道五井駅/市原市観光協会(サンプラザ市原1F)/市原市観光振興課(市原市役所8F)/道の駅あずの里いちはら/小湊鐵道上総牛久駅/市原湖畔美術館/小湊鐵道養老渓谷駅/養老渓谷駅前案内所

【各種プレイガイド】

イープラス
http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002118396P0030001P0006
チケットぴあ[Pコード:988-718]
http://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1401940
セブンチケット[セブンコード:028-318(3月21日-31日)、028-319(4月1日―5月10日)]
http://www.sej.co.jp/sej/html/products/tickets/events/index.html
ローソンチケット[Lコード:31814]
http://l-tike.com/event/
※プレイガイドでは引換券での販売になります。ご利用の際に市原市内の案内所などで実券にお引き換えください。

アート×ミックス会期中の購入窓口

各案内所、周遊バス利用者駐車場、主な作品展示場所などで販売します。

作品鑑賞パスポート有効期間

いちはらアート×ミックス2014の会期中有効
[ 2014年3月21日─5月11日、会期中無休]

主な鑑賞時間

9:30─17:00
[ 施設やイベントによって異なる]

注意事項

●作品鑑賞パスポート
会期中、芸術祭の作品すべてを鑑賞できます。イベントは別料金(作品鑑賞パスポート割引あり)。1枚で1名のみ有効、1作品1回のみ(2回目以降、要個別料金。割引あり)。再発行、払い戻し不可。
●交通パスポート
会期中、小湊鐵道の列車と会場内を循環する芸術祭周遊バスが1日限り乗り放題(2回目以降来場の場合、別途交通パスポートを購入するか、要個別料金)。
●個別鑑賞料
鑑賞パスポートをもたない来場者が、作品を個別に鑑賞することができます。料金はそれぞれの会場内でお支払いいただきます。
300円=《Luminous / Light and WindHouse》(牛久商店街)、内田未来楽校[旧内田小学校]、《サンタルの食堂》(いちはら市民の森)、森ラジオ ステーション(月崎駅)
500円=《湖うみの飛行機》(加茂運動広場横、《おおきな家》(アートハウスあそうばらの谷
800円=IAAES[旧里見小学校]、月出工舎[旧月出小学校]、いちはら人生劇場[旧白鳥小学校]
1,000円=市原湖畔美術館

作品鑑賞パスポート特典情報

作品鑑賞パスポートを持参すると、さまざまな割引や特典を受けられる。
特典が受けられる施設は、芸術祭開催エリアだけでなく、中房総にも渡る。
有効活用して、芸術祭や中房総の旅をお得に楽しもう!

いちはらアート×ミックスの作品・駐車場マップはこちら

交通状況は、右上のメニューから「交通状況」選択しご覧ください。
スマートフォンの方は、右上のメニューから「レイヤ」 >「交通状況」をお選びください

 

1. 牛久Tマート横駐車場

  1. 料金 無料
  2. 開設日 全日
  3. 時間 8:30~18:00
  4. 住所 市原市牛久1079
  5. マップコード 130 512 506*77

2. 市原湖畔美術館入口バス停前駐車場(民間)

  1. 料金 平日500円/土日祝1,000円
  2. 開設日 全日 ※但し、5/3(土),4(日)は使用できません。
  3. 時間 9:00~19:30
  4. 住所 市原市高滝929-1
  5. マップコード 130 334 779*85

3. 旧高滝小学校駐車場

  1. 料金 平日500円/土日祝1,000円
  2. 開設日 全日
  3. 時間 8:30~18:00
  4. 住所 市原市養老1012
  5. マップコード 130 363 385*41

4. IAAES(旧里見小学校)

  1. 料金 平日500円/土日祝1,000円
  2. 開設日 全日
  3. 時間 9:30~17:00
  4. 住所 市原市徳氏541-1
  5. マップコード 130 213 612*37

5. 旧富山小学校駐車場

  1. 料金 無料
  2. 開設日 全日
  3. 時間 8:30~18:00
  4. 住所 市原市古敷谷2252
  5. マップコード 130 275 439*63

6. いちはら人生劇場(旧白鳥小学校)

  1. 料金 平日500円/土日祝1,000円
  2. 開設日 全日
  3. 時間 9:30~17:00
  4. 住所 市原市大久保520-1
  5. マップコード 130 093 391*22

7. 石神駐車場

  1. 料金 全日500円
  2. 開設日 全日
  3. 時間 8:30~18:00
  4. 住所 市原市石神748
  5. マップコード 130 034 707*38

8. 加茂運動広場駐車場

  1. 料金 無料
  2. 開設日 土日祝、4月26日~5月11日
  3. 時間 8:30~18:00
  4. 住所 市原市本郷370
  5. マップコード 130 303 701*03

9. 加茂支所駐車場

  1. 料金 無料
  2. 開設日 土日祝
  3. 時間 8:30~18:00
  4. 住所 市原市平野583-3
  5. マップコード 130 273 754*41

10. 加茂学園駐車場

  1. 料金 無料
  2. 開設日 4月27日、29日、5月3日~6日、10日、11日
  3. 時間 8:30~18:00
  4. 住所 市原市平野123
  5. マップコード 130 272 537*65

11. 茅野臨時駐車場

  1. 料金 無料
  2. 開設日 4月26日、27日、29日、5月3日~6日、10日、11日
  3. 時間 8:30~18:00
  4. 住所 木更津市芽野七曲905
  5. マップコード 49 297 469*58

12. 牛久駅前駐車場(民間)

  1. 料金 60分100円、24時間最大200円
  2. 開設日 全日
  3. 時間 24時間
  4. 住所 牛久地先
  5. マップコード 130 512 528*56

13. 石神菜の花畑駐車場(民間)

  1. 料金 500円
  2. 開設日 全日
  3. 時間 8:00~16:00
  4. 住所 石神地先
  5. マップコード 130 063 143*76

より大きな地図で いちはらアート×ミックス全体マップ を表示

※交通状況は、マップを全画面表示して、画面右上のメニューから「交通状況」選択しご覧ください。
スマートフォンの方は、マップを全画面表示して、画面右上のメニューから「レイヤ」 >「交通状況」をお選びください。

■作品名:ユア・パートナー
■作家名:小沢 敦志
■料金:1回300円
■貸出場所:
 ・上総牛久駅前案内所
 ・市原湖畔美術館
 ・IAAES(旧里見小学校)
 ・小湊鉄道月崎駅
 ・いちはら人生劇場(旧白鳥小学校)
■手続き:
 ・貸出時に身分証明書、学生証の提示のうえ、申込書を記入(1名につき1枚)
 ・現地申込みのみ(予約不可)
 ・貸出場所に返却
■その他:
 ・小学生、中学生は保護者の同伴が必要です。
 ・適応身長は143cm以上です。
 ・立ち乗り、二人乗りは厳禁です。
 ・駐車時は、必ず鍵を掛けて、利用中は鍵の紛失に注意して大切に保管してください。

■作品コンセプト
市内に放置されてしまった自転車たち。一見、単なる廃棄物になってしまいそうだが、そこには様々な個性が宿っている。使われながら育った風貌、名札、車体番号などは、自転車がそれぞれ、この世にひとつの存在であることを示している。
そこから自由に発想を広げて、放置自転車ひとつひとつにニックネームをつける。
もっとも、強い個性を放っていない自転車がほとんどであろう。しかし、いったん人の手に渡ったものであれば、そこには必ず、何らかのアイデンティティが存在する。
「隅々まで観察すること」と「想像を広げること」で、全ての自転車のあだ名をみつけることができるであろう。ものの個性をより明快にあぶりだし、各々につけられたニックネームは、さまざまな廃品をたたいて作られた鉄の文字となり、自転車へ溶接される。 それは、レンタサイクルの利用者にとって「呼び名」となる。その時、放置自転車たちは単なるリサイクルの乗り物ではなく、愛着や親近感が持てる旅のパートナーへと変わる。

■ニックネームについて
100台の自転車にそれぞれ異なるニックネームがつけられています。
そのうち50台の命名は、ワークショップによるもの。
このリストは、市原市立鶴舞小学校の皆さんやアート×ミックスの初日にいらしたお客さまにつけていただいた自転車の呼び名とその由来です。
1台1台の名前の由来と自転車を見比べて自転車選びをするのも、アート×サイクルの楽しみの1つです。
晴れたら名前、呼ぼう!
ワークショップによる命名、由来のリストはこちら
100台の自転車の配置リストはこちら

■サイクルマップ
・牛久エリア http://goo.gl/maps/s6wYy
・市原湖畔美術館周辺エリア http://goo.gl/maps/FuQ2P
・里見~養老渓谷エリア http://goo.gl/maps/YNjdi

飲食提供のある作品一覧

「いちはら名産品リ×ミックス商品」&「公式グッズ」

食べる

いちはらアート×ミックス開催中に立ち寄れるレストランや食事処は、市原市観光協会のWebサイトをご覧ください。
また、「いちはらアート×ミックス公式ガイドブック」でもご案内しています。

泊まる

すべてのアート作品を見る場合は、宿泊してゆっくりご観覧いただくことをおすすめいたします。市原市観光協会のWebサイトでは、市内の宿泊施設の一覧をご覧いただけます。ぜひご活用ください。

「中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス」の公式ガイドブックが絶賛発売中。この芸術祭の楽しみ方をあますところなく紹介する公式ガイドブックです。作品はもちろん、マップ、交通、飲食店、宿泊までを徹底紹介!
定 価:926円+税
発売日:2014/2/26
造本・体裁:A5判変型136ページ
販売場所:いちはらアート×ミックスの会場内の各案内所や各書店、インターネットAmazonでも購入できます。

作品・アーティスト

アーティスト名
作品タイトル

上総牛久エリア

スマイルズ 生活価値拡充研究所
なっぱすごろく/わっぱ駅弁 落花わっぱ

エリア/上総牛久エリア
作品No./U-1
作品設置場所/上総牛久駅
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

鶏とまいたけの炊き込みご飯に、いちはら名産の味噌ピーナッツと根菜の煮物、なっぱのおひたしを添えた素朴な駅弁。

3種の「なっぱすごろく/わっぱ駅弁」は、昔なつかしいわっぱに詰めたお弁当。運営主体となる各駅の地元団体に、地域の食材や調理方法をヒアリングしながら、市原市のブランド米「養老のめぐみ」に合うレシピを考案。すべて中身が違う弁当に、市原の自然や人などの魅力をまとめた双六付の包材、そして韻を踏んだリズミカルな名前の駅弁が完成。

松尾高弘
Luminous /牛久商店街の記憶

エリア/上総牛久エリア
作品No./U-2
作品設置場所/牛久商店街
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

参加型の光のインスタレーション。人工の光が自然光のように直進する特殊なライトとファン、小さく刻んだ多数のプリズムを水面に浮かべた照明ユニットを18基天井に取付け、床には白いガラスの砂を敷いた。人の立つ位置に応じてプリズム光と風が反応し、光は床だけでなく身体と空間に解き放たれ、強い光線となって彫刻のように輝いた。会期中の夜間、作家の監修による「牛久商店街の記憶」という映像が、上総牛久駅前のビル壁面に投影された。
素材:LED、プリズム、水、ファン、ガラス砂、センサー

瀧澤潔
内田のためのインスタレーションー赤、黄、青、白、緑、桃の調和ー

エリア/上総牛久エリア
作品No./U-3
作品設置場所/内田未来楽校「旧内田小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

ワイヤーハンガーによるハンガーウォールと樹脂で固めた古着のTシャツのランプシェードによるインスタレーション。校舎裏庭には、サポーターや内田小学校の児童と作った「竹とんぼプロジェクト2014」が展開した。竹とんぼに記された児童の日頃の悩みや疑問に、来訪者が答えを記入してプロジェクトは完成。櫻井郁也によるソロダンス公演『記憶の海をわたることから』も開催された。
素材:ハンガー、古着Tシャツ、電球、竹 サイズ:9.5×18.2×7.4m

大成哲雄
内田百鬼夜行

エリア/上総牛久エリア
作品No./U-4
作品設置場所/内田未来楽校「旧内田小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

内田地区で使われなくなったものを集め、作家は忘れ去られた「もの」たちが妖怪(付喪神)と化し、行進するさまを現代絵巻物として表現した。会場には妖怪になる前の「もの」も展示し、対比させることで、大量に物が使い捨てられていく現代への問題を提起する。会期中は、地域に伝わる幻の料理「とっどせ」を住民とつくり、地域を再考する「妖怪ピクニック」も行われた。
素材:ラムダプリント(3×0.6m)、内田地区で集めた忘れ去られたもの

高滝エリア

栗田宏武
出会い

エリア/高滝エリア
作品No./Tt-1
作品設置場所/やもかのなかま
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開中

作家はチェーンソーを駆使して、農園づくりのために伐採された木々に新たな命を吹き込んだ。農園の奥に残された立木はトーテムポールとなり、端材はベンチや看板となった。会期中は、各地で活躍するカーバーが参加したチェンソーアート大会や、初心者向けの入門講座なども開催された。
素材:立木

KOSUGE1-16
湖の飛行機

エリア/高滝エリア
作品No./Tt-2
作品設置場所/高滝湖(加茂運動広場横)
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

高滝湖に全長32m、幅25mの飛行機が出現。現在の高滝湖には、かつて田畑と集落があった。集落から見上げる空に見立てられた湖面を、来訪者はボートを漕いで渡り、飛行機に搭乗できる。体験型の作品を通して高滝湖を別の世界へとつなぐ試み。機上では、カラフルなユニホームを着た機長(作家)と乗組員の案内で、来訪者は釣りやルアーづくりを楽しんだ。
素材:鉄パイプ、ポリドラム缶、木 サイズ:32×25m

KOSUGE1-16
Heigh-Ho(2013)

エリア/高滝エリア
作品No./Tt-3
作品設置場所/市原湖畔美術館
出身国・在住国/日本
制作年/2013
公開中

エントランスに木のように生え、美術館のシンボルともいえる作品。酸素と二酸化炭素を交換する「肺胞」をモチーフとした木は、ゆったりと深呼吸をしてリフレッシュしようと来館者に呼びかけるかのようだ。夜間は、呼吸するように明滅するライトアップも楽しめる。
素材:アルミ、ステンレス、鉄

KOSUGE1-16
Toy Soldier(2013)

エリア/高滝エリア
作品No./Tt-4
作品設置場所/市原湖畔美術館
出身国・在住国/日本
制作年/2013
公開中

美術館の監視員を務めるおもちゃの兵隊。人がいるときはピシッと立って監視しているが、実は怠け癖があり、人目を盗んでは膝を曲げて休んでいる。センサーで人を感知するので、怠けている姿を一目見ようと身を潜めて待機する来館者も。美術館のマスコット的存在。
素材:木、樹脂、駆動装置、センサー、塗料 常設作品

クワクボリョウタ
Lost Windows(2013)

エリア/高滝エリア
作品No./Tt-5
作品設置場所/市原湖畔美術館
出身国・在住国/日本
制作年/2013
公開中

光と影を用いて、影絵がアニメーションのように動く、アナログ版プロジェクション・マッピング作品。地下 ホールの壁面いっぱいに窓枠が投影され、光がつくりだす木立の影が角度によって大きさを変えながらゆっくりとまわる。鑑賞者は窓枠ごしに、木々のゆらめく外の風景を眺める。半屋外のスペースなので、屋外の音を聞きながら楽しむことができる。
素材:鉄、アクリル、モーター、LED、竹

アコンチ・スタジオ(ヴィト・アコンチ+フランシス・ビトーニ+ジュリアン・ローズ)
Museum- Stairs / Roof of Needles & Pins(2013)

エリア/高滝エリア
作品No./Tt-6
作品設置場所/市原湖畔美術館
出身国・在住国/米国
制作年/2013
公開中

手を触れて、身体で楽しむことができる建築と一体化したアートワーク。階段から屋上にかけて約700本のチューブ–針とピン–が林立し、来訪者はそのあいだをかき分け、作品と触れ合いながら歩く。針とピンの林をぬけると、屋上から美術館を囲む湖や里山の風景を一望できる。
素材:ポリカーボネート・チューブ、ミラーフィルム、ステンレス棒、照明ほか

木村崇人
星ぶどう(2013)

エリア/高滝エリア
作品No./Tt-7
作品設置場所/市原湖畔美術館
出身国・在住国/日本
制作年/2013
公開中

木々の隙間に現れる木漏れ日が丸く映るのは、太陽が丸いから。「地球と遊ぶ」をテーマに作品を手がけてきた作家は、自然が生み出すこもれびの形に着目して美術館敷地内のレストランテラスに育つぶどう棚に星の形の照明を設置。日没後、照明に照らされたぶどう棚が地面に降らせる星の木漏れ日を楽しめる。《星ぶどう》をすくって遊ぼう。
素材:ぶどう、照明

リン・テンミャオ(林天苗)
彼女?彼?またはそれ?

エリア/高滝エリア
作品No./Tt-8
作品設置場所/市原湖畔美術館
出身国・在住国/中国
制作年/2014
公開終了

合成樹脂でできた骨と道具を組み合わせた作品が120個、美術館の壁面にレリーフ状に展示された。中国の日常的な道具と、市原の学校で主に理科や算数の教材として使用された道具が、およそ半々ずつ作品の一部となって再利用された。骨と結合することで、道具の機能と特性から新しい意味と価値が生み出された。
素材:道具、合成樹脂の骨、スチール製スタンド

アルフレド&イザベル・アキリザン
積載:プロジェクト・アナザー・カントリー

エリア/高滝エリア
作品No./Tt-9
作品設置場所/市原湖畔美術館
出身国・在住国/フィリピン/オーストラリア
制作年/2014
公開終了

吹き抜け空間にあらわれた11艘のボート。ボートに積まれたおよそ500の家の数々は、近隣の小学校の生徒たち、美術館来館者、そして菜の花プレーヤーズのみなさんがワークショップで制作したそれぞれの思い描く「夢の家」だ。本作品は、「積み、載せて動くこと」そして「家」に焦点をあて、鑑賞者へ、そしてワークショップ参加者へ、場所、旅、移動、記憶、人生、物質の意味を探求させる。
素材:ボート、リサイクルダンボール、単管パイプ

ストール・ステンスリー
いちはら物語

エリア/高滝エリア
作品No./Tt-10
作品設置場所/市原湖畔美術館
出身国・在住国/ノルウェー
制作年/2014
公開終了

カーテンをめくって入ると、豆電球があやしく光り、ざわざわと音が聞こえる。市原の地形がかたどられたテーブルの上に手をかざすと、電球の明暗がかわると同時に、人が話す声が聞こえてくる。聞こえるのは、センサーに仕込まれた地域の方々が語った市原にまつわる伝説、昔話から最近のうわさ話までの多様な物語やお祭り、民謡の音など、20種類の音声だ。
素材:スチロール、タッチセンサ、ライトコントローラー

保科豊巳
墨の藝術シリーズ1「360度の山水画ワークショップ」

エリア/高滝エリア
作品No./Tt-10
作品設置場所/市原湖畔美術館
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

市原湖畔美術館の芝生広場に直径約6mの円形キャンバスを設置。そこに和紙を張り付けて、360度の山水画を墨のみで描くワークショップを開催した。長さ1.5mほどの竹の先に筆をつけ、円の中心、あるいは外側から絵を描く。参加者は、重たい筆の不自由さを感じながら、広々としたキャンバスに墨一色の線で描く体験を楽しんだ。
素材:和紙、墨  制作協力:李玉興

里見・飯給エリア

スマイルズ 生活価値拡充研究所
なっぱすごろく/わっぱ駅弁 なっぱの三色わっぱ

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-1
作品設置場所/里見駅
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

高菜を和えた酢飯に、いちはら産のなっぱと海老と錦糸卵、そしていくらを散りばめた目にも鮮やかな駅弁。

3種の「なっぱすごろく/わっぱ駅弁」は、昔なつかしいわっぱに詰めたお弁当。運営主体となる各駅の地元団体に、地域の食材や調理方法をヒアリングしながら、市原市のブランド米「養老のめぐみ」に合うレシピを考案。すべて中身が違う弁当に、市原の自然や人などの魅力をまとめた双六付の包材、そして韻を踏んだリズミカルな名前の駅弁が完成。

長谷川仁
レジャーシート

エリア/里見・飯給エリア
作品No./A-4
作品設置場所/里見駅周辺(与市郎桜)
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

高台にある見事な一本桜「与市郎桜」の下に、鏡のようなレジャーシートを設置。「飲食・お花見自由!」。見上げれば咲き誇る桜、足下にも満開の桜が映り込み、レジャーシートが幻想的な花見を演出。シートには花見に欠かせないごちそうやお菓子、お酒のイラストが描かれた。期間限定で公開され、来訪者はお弁当やビール持参で春を満喫した。
素材:アクリル板、ホワイトペン  サイズ:8×10m

藤本壮介
Toilet in Nature

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-2
作品設置場所/飯給駅
出身国・在住国/日本
制作年/2012
公開中

木々や草花の生い茂る約200㎡の中に、ガラスボックスのトイレを配置。作家は大勢の写真家が訪れる駅の、美しい里山ならではの公共とプライベート、自然と建築、内部と外部が溶け合った公衆トイレを考案した。
素材:鉄、木、ガラスほか

みかんぐみ
IAAES

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-3
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

もともとの校舎の設えや仕上げを活かしつつ、展示だけでなく、講演やワークショップ、制作活動など幅広い使用に対応できるように再生された。地域の子どもたちを育んできた学校は、地域そのものを育成する象徴となり、新たな役割を担い始めた。今後も地域のための学校として継続的に利用される予定。
素材:既存家具、既存建具、デッキ材、三角旗、メッシュフェンス、黒板塗料ほか

小沢敦志
地熱の扉

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-4
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

直径10mもの巨大な岩のような鉄の彫刻を、年月をかけて作り上げていく計画。そのための工房が旧里見小学校内に設置された。市原市内で収集された日用品から産業廃棄物にいたる多様な廃鉄を熱し、叩き、再構築していく。道具としての死と、鉄という自然物への再生を経て、2020年には新たな生命を宿す存在として完成する予定。
素材:鉄(市原市内で収集した廃材)

角文平
養老山水図

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-5
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

教室一面に並べた机に市原の地形を木版画の要領で彫り込む作品。制作は会期中に進められ、未完結のまま、これからアートとして成立する姿を予感させる制作プロセスそのものが作品であった。自然の地形を埋め、掘り進めてきた人の営為の結果としてある現代の地図を観察しつつ、作家は歴史を体感しながら、現在と未来を表現していった。
素材:学校机、椅子、ベニヤ板ほか

栗林隆
プリンシパル オフィス

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-6
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本/インドネシア
制作年/2014
公開終了

マイナス30度まで冷却できる業務用の冷凍機を校長室に設置し、天井、床、壁面の裏側に断熱材を張り巡らせ冷凍庫にした。什器備品にいたる細部まで、室内は直前まで使用されていたかのように校長室がリアルに再現され、部屋の中央には巨大な氷柱がつくられた。作家は空間を凍らせることで、時間を止め、永遠に続く一瞬を表現し、目に見えないものを可視化することで、現代のさまざまな問題提起を行った。
素材:校長室備品、植物、水、空気

豊福亮
美術室

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-7
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

20世紀後半の美術史家であるE.H.ゴンブリッジの著書「美術の物語」に登場する世界の名画の模写で埋め尽くされた教室。表面の色彩を追うだけでは成立しない、想像力と技術を要する油絵の模写は、制作過程も含めて美術教育の一環である。会期中は作品空間の中でヌードデッサンや24時間耐久デッサンなどさまざまな絵画教室を開催。
素材:キャンバスに油彩、アクリル、額

滝沢達史
おかしな教室

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-8
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

学校と子どもたち、子どもたちとお菓子。この関係なら相性はいいが、はたして学校とお菓子という組み合わせはあり得るのか。本来学校とは異質な存在のお菓子で教室を埋め尽くすことにより、その違和感が作品を際立たせた。整然と並ぶ机とお菓子のシャンデリア。そこをくるくる回る小湊鐵道の模型。お菓子の街並を走り続けてどこにも行き着かない電車は、危うさを秘めた少年時代を思わせる。
素材:アメ、ラムネ、チョコレート、菓子箱、シリコン、紙粘土ほか

ホアン・スーチェ(黄世傑)
シンセティックワールドの再生2014

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-9
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/台湾/米国
制作年/2014
公開終了

大小合わせて約100個のゴミ袋やペットボトル、タッパといった日用品の素材に、簡単な電気的仕掛けと小さなPC用ファンで動きを与え、5種類のLEDランプを約300個使用して、光の色鮮やかな立体作品が制作された。教室にあった5つの壁掛用扇風機も作品の一部となり、カタカタと小刻みな音を出す、まるで生き物のような作品が教室に出現した。
素材:コンピューター冷却ファン、プラスチック容器、LEDライト、コンピューターチップ、DMXコントローラー、教材用人体模型ほか

レオニート・チシコフ
芭蕉の月/デ・キリコの月/ガルシア・ロルカの月ほか

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-10
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/ロシア
制作年/2014
公開終了

月をモチーフにした松尾芭蕉の俳句、ジョルジョ・デ・キリコの絵、フェデリコ・ガルシア・ロルカのスケッチをもとに、3つの月のインスタレーションが制作された。根底にあるのはそれらの物語性。作家が数年前から始めた「月の博物館」の一部である。「芭蕉の月」は今回初めて制作され、素材の切株は市原で発見された倒木が活用されている。
素材:切株、LED(発光ダイオード)、アクリル樹脂板、ステンレススチール、コード、空調機ほか

ミシャ・クバル
スピード・スペース・スピーチ

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-11
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/ドイツ
制作年/2014
公開終了

タイトルにもなっているSPEED、SPACE、SPEECHという3つの言葉が、スライドプロジェクターから回転するミラーボールに投影され、光の文字となって壁や床・天井に映り室内全体に満たされた。錯視的な効果を感じさせる流れる空間の中で、言語と意味の宇宙を提供した。
素材 :ムーヴィング・ライト・インスタレーション=ミラーボール、モーター、スライドプロジェクター、レンズ、台

AAA|アスリート&アグリ組合
アスリート&アグリプロジェクト

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-12
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

「スポーツ×農」「健康×農」「食×農」をテーマとした社会実験の取り組み。耕す人を求める里山の農業と、体力に自信のあるアスリートたちが出会い、「地域密着型農園クラブチーム」を形成していくプロジェクト。活動のプラットホームづくりとしてIAAES全体の運営に携わりながら、市内の耕作放棄地を開墾して農園をつくり、IAAES内でも教育菜園を運営するなど、自給自足をしながら農園を育んでいく計画だ。また農作物をつくるだけでなく、その過程や収穫を分かち合うための場所として、校庭にあった鳥小屋跡地を活かした石窯や、ファイヤープレイスを整備、カフェ運営も行った。ピザを焼いたりバーベキューをしたり、フォークダンスを踊るなど農・食・スポーツをミックスさせたワークショップも行われた。そのほか、参加型のスポーツプログラムとして、元プロ選手も参加するサッカーゲームが開催され、子どもから大人まで経験や男女に関係なく楽しんだ。

AAA|アスリート&アグリ組合
Camp!(D.I.Y.カフェ&ファーマーズマーケット)

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-12
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

農園×スポーツクラブの企画。人と農と地域をつなぐAAAの社会実験プロジェクトとして、「食育」「つくる」などの実践と交流のベースキャンプとして展開。地元市原の大地から生みだされる農作物を使った地産地消のメニュー、農園スムージーやドリップコーヒー、ピザ作りを通し、「食べること」を「つくること」から体感し楽しむD.I.Y.メニューが提供された。ゴールデンウィーク中は、特設アウトドアカフェも登場。

中崎透
Most Of Modern Opinion

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-13E
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

エントランスからカフェを抜けてすぐの大ワークショップ室で、ミヒャエル・エンデの児童文学『モモ』から抽出したテキストと小学校の備品を組み合わせた可変式のインスタレーション《Most Of Modern Opinion》を制作した。
素材:旧里見小学校備品、カッティングシートほか

中崎透
IAAESプログラム NAKAZAKI Tohru HOMEROOM

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-13E
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

多様なプログラムを通して地域に開かれた新しい学校のカタチを目指すIAAES。中崎透がプログラムディレクターとして、学校の「ホームルーム」を担当。「NAKAZAKI Tohru HOMEROOM」と題し、9組のアーティストによるワークショップ、ライブ、トークが企画された。併せて、「放課後」をイメージしたレジデンスプログラム「After School プログラム」も企画。前期は友枝望、後期は松本美枝子がそれぞれ約6週間の制作と展覧会期間に、会場や地域に身を置き、顔の見える展覧会づくりを展開した。
プロジェクトマネジメント:里村真理、林暁甫、堀切春水 写真撮影:松本美枝子 映像撮影:青山真也、河合宏樹、森重太陽

山城大督
NAKAZAKI Tohru HOMEROOM Vol.1 映像芸術実験室~時間を操ろう!~

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-13E
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

映像の基本である「時間」について体験し考え実践するワークショップ。IAAESを舞台に、スローモーション映像と合成映像を作成。参加者は、アイディア出しから撮影、リアルタイム編集、成果発表の試写会まで、さまざまなプロセスを体験。全身で映像と向き合う時間となった。制作した動画は公式ウェブサイトにて紹介された。
開催:3月21日(ワークショップ)、3月22日(ワークショップ&トーク)

テニスコーツ&YOK.
NAKAZAKI Tohru HOMEROOM Vol.2 ライブ[School PICNIC]

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-13E
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

IAAESの大ワークショップルームで二組のアーティストによるライブが開催された。YOK.の弾き語りから始まり、テニスコーツとのセッションが行われた。倒した椅子の間を飛び跳ね、客席を回り、会場全体を巻き込んだユニークなライブとなった。大雨のため急遽会場が室内へと変更となったが、オープンな空間でのライブに、通りかかった来訪者も足を止めた。
開催:3月30日(ライブ)

下道基行
NAKAZAKI Tohru HOMEROOM Vol.3 撃つか撃たれるか/ Dead or alive

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-13E
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

写真好きや鉄道ファンが憧れる、美しい春の里山を走る小湊鐵道。その列車にカメラを持って乗車し、写真を撮影するワークショップ。被写体は、鉄道でも風景でもなく、「鉄道を撮ろうと線路脇でカメラを構える写真&鉄道ファン」。車内と車外の視線の交錯を体験し、見つめる視線が積み重なることで、写っていない何かを浮かび上がらせる。
開催:4月4日(トーク)、4月5日(ワークショップ)

遠藤知絵×木下真理子
NAKAZAKI Tohru HOMEROOM Vol.4 あてはまらないところで、自分らしく生きてみる

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-13E
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

設計事務所に勤務する遠藤知絵と、フリー編集者・ライターの木下真理子によるトークライブ。ともに福島市出身のふたりは、東日本大震災後も故郷福島で、それぞれユニークな視点で人やものをつなぎ、発信し続けている。福島のいまを生きる「普通の女の子」である彼女たちが、試行錯誤を繰り返しながら自分らしい生き方を模索する、素直で力強いメッセージに会場が一体となった。
開催:4月6日(トーク)

アサノコウタ
NAKAZAKI Tohru HOMEROOM Vol.5 教室のなかのちいさな教室

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-13E
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

子どものころから身の周りにある文房具、鉛筆と消しゴムの形態や素材の特性に着目し、「ちいさな教室」をつくるワークショップ。身近な素材を建材として扱うことで、改めてその「モノ」を再評価・再認識する試み。アーティストトークでは「建築以下の建築」を設計してきた作家のこれまでの活動が紹介された。
素材:鉛筆、消しゴム  開催:4月26日(ワークショップ)、4月27日(ワークショップ&トーク)

環ROY×蓮沼執太×U-zhaan
NAKAZAKI Tohru HOMEROOM Vol.6 体育館ライブ

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-13E
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

3名のセッションユニットによるライブパフォーマンス。ラップ、シンセサイザー、タブラの組み合せによるインプロヴィゼーションを120分間おこなった。現場を読み込んだ言葉、メロディ、リズムが複雑に絡み合い、その場限りの音楽が即興で生み出された。里見小学校の校歌を即興でアレンジし会場を湧き立たせた。
開催:4月29日(ライブ)

藤井光
NAKAZAKI Tohru HOMEROOM Vol.7 校内暴力のハードコア

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-13E
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

子どものころは誰しも、心理的・物理的な攻撃を加え/受け、精神的な苦痛を与え/感じた生徒ではなかったか。自分の過去をどのような方法で撮影・録音・演出・編集するかを考察するワークショップ。一人ひとりの個人的な体験を、時代と場所を問わず未来に引き継がれる「共同の記憶」へと転換する方法を参加者とともに探求した。
開催:5月3日(ワークショップ)、5月4日(ワークショップ&トーク)

珍しいキノコ舞踊団
NAKAZAKI Tohru HOMEROOM Vol.8 カラダと遊ぶ!ダンスの状態で楽しむ!

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-13E
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

生活に「ダンスの状態」を取り入れて、楽しい気分で毎日が過ごせるように、さまざまな運動、ゲーム、ダンスを提案。自分の身体と遊ぶ時間をワークショップ参加者と共有した。ウッドデッキで作家が踊るウェルカムダンスや、後半の「ショーイングタイム」では体育館でスペシャルダンスが披露された。
開催:5月5日-6日(ワークショップ&ショーイング)

辺口芳典
NAKAZAKI Tohru HOMEROOM Vol.9 ヒップホップな作文の時間

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-13E
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

身近なものからグルーヴを探して工夫する、日常生活から生まれたカルチャーであるヒップホップ。楽器やターンテーブル、レコードがなくても、ペンと紙、そして本と体ひとつで始まるヒップホップな作文のワークショップを開催。旧里見小学校の図書室の本からテキストを抽出して組み合わせ、言葉の意味と語感を楽しんだ。
開催:5月10日(ワークショップ)

友枝望
After School プログラム vol.1 クラスター-里見小学校の勉強道具-2014

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-13E
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

理科の実験用具や黒板消し、跳び箱、バスケットボール、使い古した短い鉛筆、定規、木の枝、石など、旧里見小学校や校庭で収集された約250点もの道具が目線の高さに水平に吊り下げられ、壁にはそれぞれの道具の写真が展示された。記憶や思い出が詰まったものを均一に並べ再構築することで、モノそのものと静かに向き合う作品。
素材:旧里見小学校の勉強道具、252枚の写真、木、鉄、アルミ、プラスチック、陶器、布、葉、枝、石、ケーブル、蛍光灯、ガラスほか
サイズ可変インスタレーション レジデンスプログラム 展示:3月21日-4月13日

松本美枝子
After School プログラム vol.2 スライド

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-13E
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

約三週間にわたる滞在を通して、会場となるIAAESからほど近いごく身近な風景を題材に作品を制作。普段見過ごしがちなものを鮮やかに浮かび上がらせた写真と、誰かのつぶやきのようなテキストが見慣れた景色にズレを生み、リアルな手触りをもつ空間を創り出した。会期中は展示室にてアーティストトークも開催。
素材:ラムダプリント、アクリルマウント、テキスト レジデンスプログラム 展示:4月19日-5月11日

NPO市原星空キャラバン隊
廃校プラネタリウム

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-13E
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

天体望遠鏡や屈折経緯台、追尾型赤道儀など本格的な天文機器を使い、春の星座をはじめとする宇宙と星の世界を体験。まず教室で星図から星座を見つけるレクチャーを受けてから、校庭に出て実際の星空を見上げて星座、主な恒星、惑星などを確認。大きな天体望遠鏡や自分で操作できる小型天体望遠鏡で、好きな星を観察した。

華根無会-成登やえ
草木染めワークショップ

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-13E
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

バラ、椿、紅花、たまねぎ、藍、車輪梅など、市原の季節の草木を用いた自然の草木染めを体験するワークショップ。参加者自ら好きな植物を選び、ハンカチやシルクのスカーフを染めた。20分程度の短時間で輪ゴムを使った簡単な絞りも体験でき、会期中毎週日曜日に開催。子どもから大人まで幅広い層の人気を集めた参加型の作品。

本間樺代子
いちはら音楽世界巡りほか

エリア/里見・飯給エリア
作品No./S-13E
作品設置場所/IAAES「旧里見小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

市原在住の音楽家、本間樺代子の監修のもと、バイオリンやトランペット、和太鼓などそれぞれのジャンルの一線で活躍する音楽家たちをゲストに迎え、市原にいながら音楽を通して世界を巡るコンサートが開催された。会期中はバイオリンレッスンやアフリカン太鼓を体験できるワークショップも開催され賑わいを見せた。 出演:本間樺代子(オルガン、ピアノ)、牧原正洋(トランペット)、竹中悠真(歌、エンターテイメント)、渡辺美貴(バイオリン)、TAKERU(和太鼓)、大澤貴子(フルート、篠笛)、五十嵐洋平(マリンバ)、石川武(ドラム、パーカッション)、中尾香(朗読)

月崎エリア

とぬま
ぽのわプロジェクト

エリア/月崎エリア
作品No./Tz-1
作品設置場所/山登里食堂
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

数年前に閉店した食堂「山登里」を改装し、保存食をテーマにしたサンドイッチカフェとして再生。地域食材をふんだんに使ったサンドイッチや自家製ジュースなど、オリジナルメニューを考案。野菜が吊るされた干場はテラス席に。会期中は開放的なテラスで竹のカトラリーづくりやアウトドアヨガも行われた。
素材:竹、大根、ビニール、木ほか

木村崇人
森ラジオ ステーション

エリア/月崎エリア
作品No./Tz-2
作品設置場所/月崎駅
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開中

小湊鐵道のかつての詰所小屋を森に見立て、人を導く「ステーション」をつくり出した。駅やラジオ局を意味するこの小屋は、多様な人びとが集う場となった。外観は苔と山野草で覆われ、季節の移り変わりとともに変化する。建物内外の仕掛けから森を感じ、森にまつわる話やライブ音をラジオで聞くことで、自然と人の関係を見つめなおす。会期中は、森を五感で体験するワークショップも開催された。会期後も地域によって植物の手入れと維持管理が行われている。
素材:苔、山野草、散水装置、倒木、木材、金属、ペンキ、木材チップ、ラジオ、ヘッドホン、トランスミッター、Music player、モニター、Blu-ray Player、マイク、ライブ配信装置、山からの採集物 サイズ:月崎駅旧詰所小屋 10.2×4.5×6.5m + 庭

岩田草平×プロマイノリティ
サンタルの食堂

エリア/月崎エリア
作品No./Tz-3
作品設置場所/いちはら市民の森
出身国・在住国/日本/インド
制作年/2014
公開終了

インドの先住民族サンタルの人びとを招き、サンタルの藁の連結技術と農作業を通して培われた月崎住民の技術を駆使して、協働で藁の食堂を築いた。会期中は本場のサンタルカレーがおいしいと評判になった。サンタルの食や文化を体験するワークショップを毎日実施し、来訪者と交流を重ねた。
素材:藁、竹、キッチンカー

上総大久保エリア

CLIP
森の入口

エリア/上総大久保エリア
作品No./O-1
作品設置場所/上総大久保駅
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開中

上総大久保駅前の森を背後に、まるで森に導くかのようなデザインと奥行をもったトイレ。通路の先には使われなくなった小湊鐵道の枕木が道しるべのように置かれている。小湊鐵道の駅舎トイレ立て替え事業の一環で制作された作品。トンネルのようなほの暗い通路から一変して、個室の中は白く、透明な屋根からは森の木々の緑と自然光が降りそそぐ。
素材:外壁=アルミスパンドレル、ガルバリウム鋼板波板、内壁=フレキ板 、ケイカル板 サイズ:5.3×3.7×3.5m

カン・ユンス(姜侖秀)
いちはら人生劇場

エリア/上総大久保エリア
作品No./O-2
作品設置場所/いちはら人生劇場「旧白鳥小学校」
出身国・在住国/韓国/日本
制作年/2014
公開終了

旧白鳥小学校が演劇の舞台装置となった。5つの教室に学校の教材や備品、地域で取材した音声や記憶の品、演劇の小道具や衣装を配置し、劇場空間に見立てた。鏡が配置された教室を巡りながら、演ずる自分を映し見る体験を重ねるのだが、この鏡は実はマジックミラー。廊下に出ると演じている鑑賞者を見ることができ、同時に自分も見られていたことに気づく。
空間デザイン:鈴木雄介 照明デザイン:川村孝志(Lighting Union) 小道具制作:高橋京子 鏡のイラスト:吉田尚弘 衣装制作:正金彩 劇作・キャプション:保木本佳子

西堀隆史+ウィット・ピンカンチャナポン
呼吸する廊下

エリア/上総大久保エリア
作品No./O-3
作品設置場所/いちはら人生劇場「旧白鳥小学校」
出身国・在住国/日本/タイ
制作年/2014
公開終了

廊下を柔らかく包むように、長さ36mの竹で編まれたトンネルが出現。壁に36個のモーターを取り付け、竹とつないでゆったりとした連続的な動きを加える。モーターの動きを微妙にずらすことで、面はきしみ、微かに音をたてながら不規則な動きを繰り返す。まるで、廃校となった学校に命が吹き込まれ、呼吸し続けているかのようであった。
素材:竹、モーター

ジティシュ・カラット
大饗宴の法廷裁判/色相彩度

エリア/上総大久保エリア
作品No./O-4
作品設置場所/いちはら人生劇場「旧白鳥小学校」
出身国・在住国/インド
制作年/2014
公開終了

2つのビデオ・プロジェクション。「大饗宴の法廷裁判」はX線でスキャンされたモノクロの食物が、惑星や星の群れ、星雲のように暗黒の宇宙を通過していく。「色相彩度」は、独立国家、州、植民地など365枚の色彩豊かな旗が1枚ずつゆっくりと変化していく映像作品。作家は、市原という「場」、そして廃校からインスピレーションを得て、2つの異なる映像で空間をつくりあげた。

吉田夏奈
もぐら

エリア/上総大久保エリア
作品No./O-5
作品設置場所/いちはら人生劇場「旧白鳥小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

市原の山間部では随所でむき出しの地層が見られ、この地の時間の蓄積を感じさせる。川が陸を削り、谷をつくり、人は川に沿って山を切り拓き、道をつくってきた。こうした人のありようをモグラになぞらえ、地層と地表をテーマとした作品。市原の地層を観察しながら暗い階段を上ってゆくと、その先には鮮やかな黄色も眩しい菜の花畑が広がる。
素材:発泡スチロール、アクリル絵具、クレヨン、オイルパステル

ミルチャ・カントル
 

エリア/上総大久保エリア
作品No./O-6
作品設置場所/いちはら人生劇場「旧白鳥小学校」
出身国・在住国/ルーマニア
制作年/2014
公開終了

かつての音楽室に天井から49個の風鈴を吊し、紐でつながれた短冊が、風ではなく人が開閉する引き戸の動きで一斉に鳴る仕掛けが作られた。賑やかだった学校を音によって想起させようとした作品。壁に書かれた文字「予測不可能な未来」は、学校が設立されたとき廃校になることを誰が予測しただろうかという作家のメッセージが込められている。
素材:風鈴、糸、鏡ほか

カルロス・ガライコア
ウェイクアップ/シティ/スリープ

エリア/上総大久保エリア
作品No./O-7
作品設置場所/いちはら人生劇場「旧白鳥小学校」
出身国・在住国/キューバ
制作年/2014
公開終了

体験型の屋外作品として、2つの遊具が校庭に設置された。遊具の形状は作家が訪問した際の市原市の印象や、臨海工業地域の建物からインスピレーションを得ている(写真右上)。新しいものと古いものを組み合わせるため、ブランコと滑り台は市内にあった古い設備を再利用している。子どもだけでなく大人も楽しめる遊具だ。
素材:スチールにウレタン塗装、網、ポリカーボネート

EAT&ART TARO
おにぎりのための、毎週運動会

エリア/上総大久保エリア
作品No./O-8E
作品設置場所/いちはら人生劇場「旧白鳥小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

「食」をテーマに作品を手がけてきた作家は、学校を舞台にした食体験として運動会に着目。毎週土曜に、たくさんのおにぎりを用意して運動会を開催した。お年寄り、遠方からのカップル、赤ちゃんを連れた家族など地域内外の参加者が紅白帽とゼッケンを身につけ校庭に集合。大玉ならぬ大きなおにぎり型の玉を転がす競技や借り物競走などユニークな運動会を楽しんだあと、校庭のシートでのびのびとおにぎりを頬張る。おにぎりを最高に美味しく、楽しく食べるための提案。会期中約1000名が運動会で盛り上がり、笑顔でおにぎりを堪能した。食事の環境やともに味わう人びとの笑顔、はずんだ声が「食」の本当の美味しさを引き出してくれた。

舞踏団トンデ空静
よほろ〜養老舞踏バラエティショウ!~

エリア/上総大久保エリア
作品No./O-9E
作品設置場所/里山芸術劇場「白鳥公民館」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

地域の象徴である養老川=「よほろ」をテーマにした複合型舞踊音楽劇。参加者は総勢50名を超え、生演奏、地元の踊り手、舞踏、和楽器による演奏団のパフォーマンス、映像など、多彩な要素で一つの大きな物語を作り上げた。
開催:2014年3月28日~31日
作・演出:松原東洋 美術:青山健一、伴幹雄 舞踏手:松原東洋、長谷川宝子、ケンジルビエン、レンカ、濱田陽平、柴田花子
楽隊:MORIO、辰巳光英、山本直樹、松本卓也、室舘彩、小野章 共演:切腹ピストルズ
地元出演:炭焼音頭の会、石神なの花会、日和会、石神子供会

カン・ユンス(姜侖秀)
オバケノガッコウヘキテクダサイ

エリア/上総大久保エリア
作品No./O-10E
作品設置場所/里山芸術劇場「白鳥公民館」
出身国・在住国/韓国/日本
制作年/2014
公開終了

南市原の地域に1ヵ月間滞在し行った住民インタビューを元に、劇作家が白鳥小学校をテーマに脚本を執筆。その脚本を素材に、日本・韓国・フィンランド・イギリスなど多国籍のパフォーマーたちが即興で生み出す表現を演出に取り入れながら物語をつくりあげ、公演を行った。
開催:2014年4月11日-14日
演出:カン・ユンス 脚本:保木本佳子 照明デザイン:川村孝志(Lighting Union)
ムーブメントディレクター:ヘイニ・ヌカリ(フィンランド) 出演:帯金ゆかり、島岡亮丞、稲松遥(以上日本)、ルース・ウィリアムス(イギリス)、ハ・ヨンミ(韓国)、カン・ユンス(韓国)、ヘイニ・ヌカリ(フィンランド)

坂本頼光×鈴木広志×大口俊輔×小林武文
キネマと音楽の夕べ in いちはら

エリア/上総大久保エリア
作品No./O-11E
作品設置場所/里山芸術劇場「白鳥公民館」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

気鋭の音楽家3名によるミニコンサートの後、活動写真弁士の坂本頼光も加わり、書き下ろしの音楽の生演奏と話芸による無声映画の上映を行った。EAT&ART TAROによる上映作品にちなんだフード「キネマサンド」も販売。懐かしくも新しいパフォーマンスにより、趣きある木造の公民館が笑いと歓声に包まれた。
開催:2014年5月5日
上映作品:『子宝騒動』『無理矢理ロッキー破り』『血煙高田馬場』『ジャックと豆の木』

田中奈緒子
Die Scheinwerferin /光を投げる女

エリア/上総大久保エリア
作品設置場所/里山芸術劇場「白鳥公民館」
出身国・在住国/日本/ドイツ
制作年/2014
公開終了

インスタレーション・パフォーマンス『影をめぐる3部作』1作目。本人に生き写しの人形身体を通して、身体そして精神世界の内奥へと観客をいざなう想像上の旅。小さなランプという単純な道具ひとつで立ち現れる世界が観客を飲み込み幻惑する。多数の他者に向かって個人の物語を投げかける(werfen)ことの嘘とリアル。絵画から出発して舞台芸術に向かった作家が、Schein(仮象、光)とは何かを問いかけた作品。
開催:2014年4月19日-20日
コンセプト・舞台造形・音響・パフォーマンス:田中奈緒子 ドラマトロジカル・サポート:針貝真理子 製作:田中奈緒子、クリスティーネ・ペーターゲス 共同製作:タンツターゲ・ベルリン、ゾフィーエンゼーレ

CINEMA CARAVAN
CINEMA CARAVAN in いちはらアート×ミックス

エリア/上総大久保エリア
作品設置場所/上総大久保駅周辺
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

食あり、音楽あり、パフォーマンスありの五感で体感できる移動式映画館が、桜が満開の上総大久保駅前に出現。田園風景を走る列車に乗って上総大久保駅に着くと、駅前がそのまま映画館になっている。この日、この場所でしか体験できない景色の中、黒沢明の『夢』が上映された。
開催:2014年4月5日、6日
上映作品 :黒沢明『夢』 LIVE出演:NAOITO、GEN NAGASHIMA ライブペイント:maru michinori ドリンク:オイチイチ

養老渓谷エリア

スマイルズ 生活価値拡充研究所
なっぱすごろく/わっぱ駅弁 まっかわっぱ

エリア/養老渓谷エリア
作品No./Y-1
作品設置場所/養老渓谷駅
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

歯ごたえのある赤い古代米の鮭弁当、いろいろな赤い食材を楽しめる「まっか」な駅弁。

3種の「なっぱすごろく/わっぱ駅弁」は、昔なつかしいわっぱに詰めたお弁当。運営主体となる各駅の地元団体に、地域の食材や調理方法をヒアリングしながら、市原市のブランド米「養老のめぐみ」に合うレシピを考案。すべて中身が違う弁当に、市原の自然や人などの魅力をまとめた双六付の包材、そして韻を踏んだリズミカルな名前の駅弁が完成。

フジワラテッペイアーキテクツラボ
なっぱのぐるぐるやぐら

エリア/養老渓谷エリア
作品No./Y-2
作品設置場所/養老渓谷駅
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

高さ約6mのやぐらが建ち、養老渓谷駅前にランドマークが出現。周辺にはベンチやお弁当を販売するカウンターが配置され、電車を待つ人やわっぱ駅弁を求める人びとで賑わった。建築と家具が風景と混ざり合って、新たな集いの場が生み出された。
素材:木、鉄、布

スマイルズ 生活価値拡充研究所
なっぱすごろく/山覚俵家

エリア/養老渓谷エリア
作品No./Y-3
作品設置場所/アートハウスあそうばらの谷
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

市原でとれた季節の具材を自ら選んでミックスする混ぜご飯の店。店内は、農産物を育む豊かな近隣の里山のライブ音がリアルタイムで流れ、味覚・視覚・聴覚を通して里の恵みを感じる仕掛けが施された。運営を担った地域のお母さんたちのはつらつとした笑顔と温かいおもてなしが評判となり、お昼どきには行列ができた。
開催:会期中毎日 運営協力 :JA市原市女性部 フードディレクション:鈴木善雄 設計:相原憲太郎

大巻伸嗣
おおきな家

エリア/養老渓谷エリア
作品No./Y-4
作品設置場所/アートハウスあそうばらの谷
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

築100年以上の古い民家を改修したギャラリーで展開した作品。家の内部を障壁で仕切り直し、それぞれの部屋に空間を体験する仕掛けとして作品が設置された。狭く暗い室内を来訪者は空間と作品の気配を感じながら進む。暗闇の中から現れ煙のように消えてゆく作品は、そこにゆっくり流れる時間をも感じさせた。
素材:布に天然藍染、和紙、修正液、顔料、水晶粉、鏡、木、FRP、ガラス、照明、気体と光

開発好明
モグラTV

エリア/養老渓谷エリア
作品No./Y-5
作品設置場所/アートハウスあそうばらの谷
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

作品会場には一見、ただの畑があるだけ。指定された場所から畑に空いた穴を覗くと、モグラに扮した作家が地中から現れ、来訪者を驚かせ、楽しませた。地中空間は「モグラTV」の収録スタジオ。会期中はほぼ毎日、参加作家や地域の人びとを地下スタジオに招き、アートや地元について語る、生放送番組を配信した。
会場:朝生原ミニ運動広場
素材:コンテナ、木、ガラス、FRP、ブリキ、絵の具、カメラ、コンピューター

月出エリア

風景と食設計室 ホー
月と団子

エリア/月出エリア
作品No./Td-1
作品設置場所/月出工舎「旧月出小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

この地域の地名・月出の由来「月出る処」にちなみ、月に供えるものといえば、団子。会期中、カフェ「月と団子」を運営し、地元の米粉を使った自家製団子がメインのスイーツ、限定料理などのメニューがふるまわれた。

塩月洋生
月出工舎

エリア/月出エリア
作品No./Td-2
作品設置場所/月出工舎「旧月出小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

岩間賢の立案した月出創生計画をもとに、里山に寄り添って生きてきた人びとから生きる知恵を学び、伝え、生みだす場として旧月出小学校の改修設計に取り組んだ。建築素材には、多様な生活の道具や建築の材料として利用されてきた藁、土、竹を用いた。
素材:藁(ストローベイル)、藁縄、竹、土ほか

シャオ・ミン(蕭鳴)
経幢

エリア/月出エリア
作品No./Td-3
作品設置場所/月出工舎「旧月出小学校」
出身国・在住国/中国
制作年/2014
公開終了

経幢とは、唐から宋の時代に中国全土で見られた建造物のこと。古来から大切にされてきた麻を使い、経幢をモチーフにした3つの塔を制作。また、教室のロッカーには活気で満ちていた頃の学校の記憶や情景を取り入れたインスタレーション作品が設置された。
素材:麻、FRP、ガラス

田中奈緒子
“Die Vorstellung”のためのインスタレーション

エリア/月出エリア
作品No./Td-4
作品設置場所/月出工舎「旧月出小学校」
出身国・在住国/日本/ドイツ
制作年/2014
公開終了

徐々に明るさが変わる光によって、椅子の形をした造形物の隙間から、影が流れ出るように現れ、教室全体に広がり、音とともに変化していく。現れては消える影は、忘却されていく世界を思わせる。里山芸術劇場では、この世界観をさらに拡げたインスタレーション・パフォーマンスの公演も行われた。
素材:石膏粘土、鉄、アルミ、アクリル塗料、ハロゲン電球

竹村京
この本、開いてもいいですか?

エリア/月出エリア
作品No./Td-5
作品設置場所/月出工舎「旧月出小学校」
出身国・在住国/日本/ドイツ
制作年/2014
公開終了

月出小学校に残されていた写真に、作家は、自身の人生の中で見たことのある風景を見い出した。その写真とドイツで見つけた古い写真の小学生たちとが重なる風景を、絹糸と繊維で刺繍を織りこみ、美しい瞬間として残した。透ける紙を通して互いの顔を観察しお面を作るワークショップも行われた。
素材:キャンバスにプリント、日本製絹糸、イタリア製合成繊維

岡博美
光がつくる世界

エリア/月出エリア
作品No./Td-6
作品設置場所/月出工舎「旧月出小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

子どもの頃、プールに潜って水中から見上げた空の世界。あるいは水に浮かびながら見上げた空と緑。今は水の張られていないプールに、そんな記憶の中の風景を布と藍染で蘇らせた。会期中にはさまざまな染料や染の技法が体験できるワークショップも開催された。
素材:ソルテリア(テント生地 東レ)、オパール加工生地、藍
技法:オパール加工、藍染 サイズ:7.7 × 25 × 2.7m

チョウハシトオル
火処

エリア/月出エリア
作品No./Td-7
作品設置場所/月出工舎「旧月出小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

小学校のグラウンドに「かまど」が出現。週末を中心に作家が店主をつとめ、素材の味を最大限に活かしたかまどの焼き芋の販売やピザ焼き体験が行われた。会期中には日本古来の調理道具や料理を通じてあらためて人と自然との関係について考えるワークショップや、木のスプーン作り、「焼き芋学」講座などが開催された。
素材:かまど:大谷石、土、藁 土間:粉砕瓦 大屋根:竹、成形合板、不織布

岩間賢
蔵風得水/月出創生計画

エリア/月出エリア
作品No./Td-8
作品設置場所/月出工舎「旧月出小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

作家は旧月出小学校の裏山に、森に学び、森と遊ぶ場をつくっていたが、今春の大雪ですべてが無になった。このときに倒木した椎の木と大杉、竹を組み合わせて、新たに生命の感幸となる観月の舞台を作り上げた。今後も月出工舎の活動とともに、この巨大な作品がある森を進化させていく計画だ。
素材:椎の木、大杉、竹

風景と食設計室 ホー
食事と朗読の公演「月出る処、今と昔」

エリア/月出エリア
作品No./Td-9
作品設置場所/月出工舎「旧月出小学校」
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

この地域の地名・月出の由来「月出る処」にちなみ、作家が月出の人びとから伝え聞いた風習や食文化、風景を再構築して公演を開催。円卓を囲む10名の参加者に口承しながら、語りに沿った食事が提供された。参加者は流れゆく時を感じ、変化の中に残る月出の風景の痕跡に触れた。
素材:冊子、真鍮、木、竹の長いフォーク、黒板、藁、台、神棚、玄米、米粉団子、兎、柘榴、山菜など

広域エリア

指輪ホテル
あんなに愛しあったのに~中房総小湊鐵道篇

エリア/広域エリア
作品No./A-1E
作品設置場所/上総牛久駅(出発)
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

上総牛久駅~養老渓谷駅間を走行する小湊鐵道の列車内、さらに駅やトンネル、車窓からの風景、市原の風土すべてを演出に取りこみ、演劇空間とした。小湊鐵道を舞台とし、演出に添った特別な運行をするには規制が多く、関係各所との交渉を重ねて実現にこぎつけた。作家は10 ヵ月にわたって現地で取材を行い、土地の記憶を掘り起こし、演劇として表現。子どもからお年寄りまで数多くの市原市民もエキストラで出演し、観客は演劇を鑑賞するだけでなく、市原南部の地域そのものを体感した。
開催:2014年3月21日-23日、3月29日-30日、4月5日-6日、12日-13日、19日-20日、26日-27日、29日、5月3日-6日、10日-11日
戯曲・演出:羊屋白玉 出演:秋元千太、石原夏実、稲毛礼子、坂田有妃子、酒巻舞桜、清水さと、白井剛、スカンク/SKANK、高杉ヒロミ、角田真奈美、仲坪由紀子、原キョウコ、羊屋白玉、松本崇史、松本拓也、山田あさこ(よしもとクリエイティヴ・エージェンシー)、市原市の皆さん 音楽:スカンク/SKANK
美術:のぎすみこ(野木寿見子) 衣装:飯島まゆみ 演出助手:羽島嘉郎 舞台監督:糸山義則 舞台監督補:山埼智也 制作:糸山裕子、王丸あすか

小沢敦志
ユア・パートナー

エリア/広域エリア
作品No./A-2E
作品設置場所/上総牛久駅前案内所、市原湖畔美術館、IAAES(旧里見小学校)、月崎駅、いちはら人生劇場(旧白鳥小学校)
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

市原市内の放置自転車100台にそれぞれニックネームを付け、廃材で作られた「鉄文字」でそれぞれの名前がハンドルに取り付けられた。会期中はレンタサイクルとして5つのエリアで貸出しが行われた。鶴舞小学校の子どもたちや来訪者も鉄文字制作に参加したほか、会期中はスプーンを熱してキーホルダーを作るワークショップも開催された。
素材:鉄(市原市内で収集した廃材)

開発好明+加茂学園
色々な村×かかし

エリア/広域エリア
作品No./A-2E
作品設置場所/上総久保駅、高滝駅、里見駅、飯給駅、月崎駅、上総大久保駅、養老渓谷駅
出身国・在住国/日本
制作年/2014
公開終了

加茂学園は市原市で唯一、市立の小中一貫校。芸術祭に参加したいという児童・生徒たちの希望で、開発好明とのコラボレーションが実現。1年生~ 9年生までの262人は、2013年11月から駅に設置するためのかかし作りに取り組み、学区内にある小湊鐵道の7つの駅(上総久保駅~養老渓谷駅)に展示。かかしは、オリジナルの絵本「色々な村」をテーマに制作された。列車の窓に書かれた原作を味わいながらかかしを眺めると、まるで絵本の世界に足を踏み入れたよう。
素材:竹、わら、木材、布、リサイクル素材、発泡スチロールなど

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